「てめぇ・・・・わっ!!!!またヘマしやがってっ!!!!」
「あ、気にすんなよ!俺っていう最高の相棒がいて良かったな、ルパン。」
きーーーっとルパンが癇癪を起したように激怒する。
それにへらへらと笑って悪気のなさそうな次元。それどころか、何もわかっちゃいない。
人間離れしたIQを誇るルパンだが、この男だけは理解しがたいッ!と頭を抱える。
それでも自分を崇拝し、一生ついて行くと豪語するこの男をルパン自身も突き離せずにいた。
どれだけ暴言罵倒しようが、折れない心。
自分を裏切らないとわかってるその安心感と、驚くほどの銃の実力。
手放すことはできない。
できない・・・が。
「なぁなぁルパン、次は何の仕事するんだ?」
「テメェが計画をぶち壊したせいで今は簡単に外出れるわけないだろうがあああっ・・・!!!!」
陽気でとんちんかんなこの男のせいで、仕事も計画も全てぶち壊されてばかりなのは否めない。
反省も理解もしていないというところが、またぶん殴ってやりたいところだ。
今回も、派手な計画を立てて。
大きなマフィアに喧嘩を売ったようなもので。
勿論失敗しなければこんなことにはなっていなかったのだが。
裏だけではなく、表の顔まで持ってる大規模なその組織を敵に回した今では、迂闊に外も歩けないのが現状。
ルパンともあろう者が情けない・・・とは思うが、とりあえずは隠れておくのが得策だと賢い頭が打ち出した。
それをわからない次元をなんとか言いくるめて、とりあえず小さなアジト内で静かにしておけと今は二人きり。
ただでさえこんなことを引き起こした男など顔も見たくないが、コイツだから仕方がない・・・・と思ってしまう自分にルパン自身呆れていた。
「とにかく、周りが落ち着くまでココにいるんだ。外に出るんじゃねーぞ!!」
「えー飯とかどうすんだよ?」
「この小屋にもちゃんと1カ月くらい過ごせる備蓄が置いてあんだよっ!」
「ふーん・・・ま、いっけど。ルパンと一緒だしな。」
「・・・・ぐっ。」
不満気な態度に、誰のせいでこうなったんだ!と怒鳴ってやろうと思ったところで、思いがけない言葉。
いや、次元のルパンに対する素直すぎる態度は今に始まった事ではないが。
こうもすんなりと言ってしまえるところは、感嘆に値した。
おかげで、怒髪天に達する怒りも不発に終わるのが日常だ。
「ちっ・・・もうイイ。とにかく、俺様の言うこと聞いてりゃ良いんだテメェは。」
「ああ、わかった。」
にこり、とほほ笑む次元にもう一度ため息をついて、ルパンは不貞寝を決めた。
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あれから半月が過ぎて。
「なぁ、ルパンでかけたい。」
「ダメだって言ってんだろうが!」
「でもよぅ、銃の試し打ちもできないんだぜ?」
「当たり前だろうが静かにしてろ!」
「だってよぅ、同じ飯も飽きてきたし、それにまずいし。」
「俺だって同じの食ってんだよっ!」
「それによぅ、それにさぁ。」
「今度はなんだってんだよ!!!!」
今まで好き勝手言っていた次元が、少し言い淀む。
黙ってろとは思うものの、逆にそれが気になるのは確かで。
さっさと言えとばかりに続きを促す。
「えー・・・俺さ。溜まってんだけど。女抱きに行っていい?」
「~~~~~~~~~~~っ?!!!」
本当にコイツの頭はどうなってるのか。とルパン自身怒りに震える。
そんな場合じゃないと何度言えばわかるんだ!と言っても伝わる相手でもなくて。
大体、溜まってんのはコッチなんだよテメェの方が元々そういうことに淡白だろうが!
と、ルパンは心で叫ぶ。
普段からルパンの周りには性欲処理用の女だなんて吐いて捨てる程いるわけで。
我慢することだなんて必要ないわけで。
その点、普段から女を求めていない次元が簡単にそんなことを言うから腹が立って仕方がない。
「ホントてめェはバカだろ!!!」
「バカじゃねぇし。だって溜まるじゃんこんなトコにずっといたらさ?」
「だから外には出れないって言ってんだろ?!一人で処理しやがれ!!」
「えーやだよそれ気持ちよくないし。」
「ふざけんなああああっ・・・!!!!!」
好き勝手言い放題な次元に、ルパン自身我を忘れる程に怒り心頭する。
「~~~ッ!!!!そこまで言うなら俺が処理してやるよ!!」
「は?」
「良いから下脱げっ!!!」
「え?え?」
キィーーっとヒステリックに怒りを露わにするルパンが、そのまま次元にのしかかる。
一瞬現状を理解しない次元はきょとんと眼を丸くし、押し倒されて初めて「えェ?!」と驚いた。
そのままぐいーーーっとスラックスもパンツも脱がされて、元々ジャケットを羽織っていなかった次元はあっという間にシャツとネクタイと靴下だけの姿になる。
「ぎゃあああっ?!!!//////」
「うるせェっ!!逃げんなッ!!!!!!!!」
やっと今の状況を理解した次元はもんどり打って逃げようと背を向けるが、後ろから羽交い締めのようにルパンに捕まえられてばたばたとあばれることしかできない。
怒りで正気を失ってるのか、ルパンは次元の言葉など意も解さずそのまま次元の息子をぎゅうと握りしめた。
「ひィっ!?/////」
「ホラ、俺様がやってやるって言ってんだ!!ありがたく受取りなっ!!!」
「ぅ、あ、あっ・・・!!!/////」
とても性欲処理をしているようなムードではないが、元々プレイボーイを気取るルパンの手技。
巧みに擦りあげられて、握りこまれて、先端を引っ掻かれて。
次元自身、最初は握りつぶされるのではないかと恐怖でいっぱいであったが、いつの間にか快楽がのぼりつめていった。
「あっ・・・ぁ・・・ぁ・・・・ふ、ふぅ・・・んッ・・・・んあぁ、や、やめっ・・・・/////」
「気持ちイくせに、何言ってんだよ・・・さっさとイけよ。」
怒りで我を忘れていたルパンも、段々と自分のしていることを理解していった。
後ろから抱きしめる次元は案外に細くて、びくびくと震える身体は敏感で。
上がる吐息は男だなんて忘れる程に甘くて切ない。
歯を食いしばって堪える次元は十分に嗜虐心を煽ってくれて、ルパン自身も下腹部に集まる熱を感じていた。
「ひぅ・・・・ッ・・・・う、ん、ん、ぁ・・・・っああ・・・ッるぱ・・・・も・・・・う・・・・っ//////」
じゅぷじゅぷと擦りあげる度に、粘着質な音が室内を響かせる。
次元はもう我慢の限界のようで、きゅうとルパンの腕を握りしめた。
ぞくぞくと妙に高ぶるモノを感じていたルパンは、自身を呼ぶ次元の声に何かが弾けるのを感じた。
「・・・・ちっ・・・。お前が悪いんだぜ、次元・・・・・?」
「え?」
にやり、と後ろで笑ったルパンを勿論次元は見えるはずもなく。
突然前に倒されて、尻を突きあげさせられた次元は驚きに目を白黒させる。
そんな驚きは更に、排出するためだけの部位に指を挿れられたことで有り得ない羞恥へと変わった。
「ひっ!!ヤッ・・・・ぁ、なっ・・何をッ!!!!!?////」
「溜まってんのは・・・テメェだけじゃねぇんだ。一緒に気持ち良くなろうぜ?」
ぐっと挿れられたたった1本の指に、皮膚がひきつりぴりりとした痛みが走る。
次元はびくりと身体を震わせて、小さな悲鳴をあげた。
「イッ・・・・・たぁ・・・・痛いィっ・・・!!」
女とは違い、自分では濡れないその場所にルパンはチッとひとつ舌打ちをする。
とはいえ、普段ならともかく今はアジト内でひっそりと身をひそめてる状況でポケットにも潤滑剤になりそうな物は入れていなかった。
部屋を漁ればあるだろうが、この状況で次元から手を離せばきっと逃げられるのは目に見えている。
捕まえた獲物を逃がす程、ルパンは甘くない。
「仕方ねぇな・・・。」
「え・・・・ッ?!/////」
ぬるり、と生温かい物が有り得ない場所に触れて、次元は驚きに身を震わせた。
ルパンが指と舌を巧みに使って、唾液をちゅくちゅくと秘部に送りこんで慣らし始めたのだ。
「や、や、やめっ・・・!!!?ルパンッ!なにし・・・ッ・・・・//////」
「うるせぇなぁ。痛い目見たくなかったらちょっと黙ってろ。」
「だ、って・・・・ッ!!!う、ふ・・・ぁ、・・・・んんっ・・・へん、な、かんじ・・・がぁ・・・///////」
じくじくと一点に与えられる違和感は次元自身初めての感覚で、それをもたらしているのがルパンだと思うだけで身体が熱を持った。
2本・3本と指が増やされる頃には、上がる吐息も身体を伝う汗も、頭の中もぐちゃぐちゃで。
どうしていいのかわからないおかしな快感が次元を蝕んでいた。
「る・・・・るぱ・・・・ッ・・・・は、ぁ・・・・・・あ・・・・っん//////」
「・・・・こんくらい慣らせば入るか?」
「・・・・・っ・・・・・え?」
されるままになっていた次元が、後ろを振り向いた時。
秘部から指を抜き、次の行動に移そうとしていたルパンが視界を掠める。
「ちっと痛いかもしれねぇけど我慢しろよ?」
そう笑うルパンの下腹部に目を向け、次元の思考はカチンと固まる。
次いで、襲い来る恐怖に絶叫した。
「わああああああああああああああああああああっ・・・・・!やだやだやだ!!!!!!」
「・・・はぁっ?!っていてえええええッ!!!!!!」
今まで少しの抵抗はしていたが、それとなく受け入れていた次元が全力で抵抗しだしてルパンも虚を突かれた。
後ろ脚でルパンの膝を強く蹴りあげた次元は、そのままだーーーっと壁際まで逃げてガタガタと震えて「近寄るなぁぁぁあっ」と涙目で叫ぶ。
「てめぇ!!!一体何だってんダ!!!!!!」
「だだだだっだっ・・・・だって・・・・何ソレ・・・・そんな危ないモノッ・・・どうすんだよっ・・・!!!!」
「あぁ?何が危ない・・・・・って・・・・」
「ルパンのちんこだよ!!!!」
「は?」
大の男がぶるぶる震えながら、指差したモノはルパンの股間に付いている物体。
がちがちに大きく硬く膨れ上がったそのイチモツは、次元にしてみれば凶器としか見えないらしい。
「そんなの挿れられたら俺死んじまうっ・・・・ッ・・・・!!!!」
「死ぬかっ!」
「絶対おかしくなるっ・・・・・!!!!」
「はぁ??」
「だって・・・気持ちイイに決まってるもんっ・・・・!!!!///////」
ぷちーーん。
「良い覚悟だな、次元。そこまで煽られちゃ、俺も我慢できねぇよ。」
にっこり。
「・・・え?るぱ・・・・・・っ」
逃げ場のないその小さなアジト内で、高く甘い喘ぎ声が一晩中聞こえていたのは言うまでもないお話し。
Fin.
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あー・・・まさかの本番なし。
ギャグ路線も好きなんだ!!!すんません次はエロかくっ!!!!笑
ではでは(〃゚∇゚〃) ノシ笑
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