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愛して止まないルパン三世について愛を綴るブログです。 BL・同人となっておりますので、ご注意ください。 ※ル次メイン。18禁は明示しますのでご考慮ください。
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ルパン様を愛し、次元たんを愛でたいと常日頃から思っています。

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相互御礼!(SS&絵)




相互リンクしていただいた秋月様へ・・・・愛をこめて!

リクが「一本のマフラーでぐるぐる巻きのル次」ということでしたが・・・ぐっぐるぐるなってない!と後になって慌てました・・・・すっすみません!!!(´;д;`)ブワッ


リクが小説か絵かわからなかったので、一応どちらも・・・・どっちかおまけにしようと思ったのですが、もうどっちもおまけ程度の低クオリティなので一緒に贈らせてやってくださいませっ><;;


ではでは、↓から



 

拍手[5回]







=ぬくもり。=







ネオンの光が眩しい夜の町。
俺は1人、不二子に振られてトボトボとアジトへの道のりを歩いていた。

「はぁ~~、ったく、不二子めぇ…」


仕事で盗んだ宝石だけ、ごっそり持って行かれるのはいつものことだが、望む甘い付き合いもなければ流石に落ち込みもする。
しかも外は寒さが痛い程で、心まで凍るこの真冬。あまりにあんまりなこの待遇に、うなだれてしまうのは仕方がないと思うのだ。


「ついてねぇなぁ…」


そう呟いた矢先、後ろから どんっ と人がぶつかってきて「とと…っ」と前のめりになりそうな身体を慌てて留める。

もちろん、こんな惨めな状態でも殺意などあれば察知していたわけで、容赦なくぶつかられたのはそんな気配がなかったからだ。


「おいおい、何だよ……」

自分の心理的に今は笑ってやれる状況でもなく、ぶつかってきた相手を睨みつけようと背後を伺う。しかも匂ってくるアルコールに、相手が酔っ払いであることがわかっているから尚更苛立つというもの。



しかしぶつかった相手を見て、苛立ちはすぐさま驚きへと変換される。


「じ、次元………?!」


「よぉ、るぱぁん…。」

まさかの酔っ払いは愛しの相棒であり、普段のクールさはどこへやら、頬は紅潮し目はトロンとした色気たっぷりの次元がそこにいた。
このまま夜道を歩かせては、暴漢の餌食間違いなしと思う程。


「ちょっと、次元ちゃん……どぉ~したの、そんな酔っちまって珍しい…。」

「ん~~?俺は酔ってなぁんか、ない、ぜぇ?」


ふわふわとした笑みで返される言葉は呂律も怪しく、可愛すぎて。しかし上気した吐息や覗く首筋は、くらくらする程妖艶に自分を誘っていた。


そのギャップに、ゴクリと生唾を飲む。
「酔ってないわけないでしょっ…全く…」

しかしここは人目もある路上で。こんな所で襲いかかるわけにもいかず、目を逸らしながら呆れたように言葉を返す。
加えて自分の欲を隠すために吐いたため息を、次元は悪いように取ったようで。


「るぱん……怒ったのか?」

と潤んだ瞳で寂しそうに言われては、たまったものじゃない。
あああもぉ~~~っ!と心で叫んで、頭をガリガリとかきながら煩悩を飛ばそうと苦悶する。もちろんそんな姿を見て、酔っ払いは全く自分の気持ちなど察してくれず、「………だいじょぶか?」と小動物のように瞳をくるりと丸くして見つめてくるのだ。


「………それで、何で次元ちゃんはそんなに呑んじゃったの?いつもそんな飲み方しないでしょっ。」

恨みがましく目を細めて見てやると、次元は「…べつに、」と答えたくなさそうにそっぽを向いた。
そんな可愛い態度取ったって、こちとら許してやる気はさらさらねぇんだけっども!
視線を逸らした次元の頬を、両手でガシッと掴み、ぐいと自分の方に向けて視界を強制的に奪う。
冷えた指が寒かったのか、突然の行動に驚いたのか、次元の口から「ひ!」と小さい悲鳴が聞こえたがこの際ないことにして。離せと身じろく次元の額に額を寄せて、逃がさないと呟く。
ただでさえ赤かった顔が更に赤くなったのは、気のせいではないだろう。


「じ、げ、ん!何でこんなんなっちゃったの?言いなさい。」


そう眼前で問いただすと、次元は一瞬「むぅ」と口を閉ざすが、逃げられないと悟ってもごもごと喋りだした。只でさえ呂律が回っていなかったのに、聞き取りづらいことこの上ない。

「るぱ…が…ぉっれ……を、」

「ん~?聞こえなぁい!」

「るぱんがぁ!おれを……置いてくからっ!!」


聞き返されたことで栓が取れたのか、次元は意地を張って大きな声を出しやがった。耳が痛い…と、言うより、耳を疑う言葉。

「へ?!」

「るぱんが…俺を置いて…ふじこんとこ…行っちゃうからっ…俺は………さけ…をっ…、」


今にも泣き出しそうなか細い声で、言葉を紡ぎ続ける次元に、心がギュウと締め付けられる。普段見ない次元を見過ぎて、自分は今夢でも見ているのではないかと思う。


「…寂しかったの?」

次元の目を覗き込んで尋ねると、こくりと素直に頷く相棒。正直今この場で押し倒していないことを、誰か盛大に拍手して欲しいものだ。


「悪かったな、次元。」

「うん…イイ。一緒に帰るか?」

「ああ、もちろん帰るぜ?あと、」

帰ったら、覚悟してろよ?そう次元の耳元で低く囁いてやると、ふるりと震える可愛らしい体。

色気の溢れる首筋に食らいつきたい衝動を抑えて、誰にも見えないよう自分が巻いてるマフラーで覆った。2人でマフラーを巻くだなんて、普段の次元なら恥ずかしがってさせてくれはずもないが、今は暖かそうにスリよってくる。

先程まで冷えていた体も心も今は暖かくなっていて、俺はその温もりを一番愛しいと改めて思う。


「愛してる、次元…。」






58.jpg











Fin

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





















相互リンク、本当にありがとうございます・・・・!></////

こんな拙い話しとイラストですが、もらってやっていただけると幸いですっ(((((( ;゚Д゚)))))ひええ恐れ多い!
というか「一本のマフラーでぐるぐる巻きのル次」・・・って・・・はっ今思えば実は体中をぐるぐる巻いて拘束ぷれっ・・・・(違)じゃなかったそれくらい楽しそうな図とかのが良かったのでしょうか?!ななななんかもしリク内容違ったら本当にすみません、その時は遠慮なく言っていただけるとやり直します!!\(゜ロ\)(/ロ゜)/今回は甘甘にしちゃったのですがそれも大丈夫でしょうか?!::



でも愛はこめこめしておりますので、これからも良ければ仲良くしていただけると本当に嬉しいです^^vv
更新、楽しみにしていますので!!





ではでは読んで&見ていただいて、本当にありがとうございました・・!










 

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