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愛して止まないルパン三世について愛を綴るブログです。 BL・同人となっておりますので、ご注意ください。 ※ル次メイン。18禁は明示しますのでご考慮ください。
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ルパン様を愛し、次元たんを愛でたいと常日頃から思っています。

※お友達切実募集中です!(((((( ;゚Д゚)))))
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いただきもの2(相互御礼)




はい!またまたいただきものを飾り飾りですっ・・・・・/////
いやもう、自分の作品だけではシュールすぎる程ダメな場所ですが・・・・こうして素敵ないただきものを飾れるとなると、すごく幸せになりますねっ・・・・!!!・゜゜・(/□\*)・゜゜・うわあん幸せです!///////



相互リンク記念でいただきました!
「Wonder Worlds」の秋月さんから、素敵小説をvvvほくほく


作品は続き↓から





拍手[1回]





Do you need me?



 稀代の大怪盗、ルパン三世と一緒に仕事をするようになって、そろそろ3ヶ月が経つ。

「…にしても、何で毎晩毎晩お前と飲み歩かないといけねえんだ」

 薄暗いバーの中。グラスを片手に思わずそう零すと、隣に座るルパンがからからと陽気に笑った。

「いいじゃないの、次元ちゃん。相棒たるもの、スキンシップは必要よ?」
「…"ちゃん"はやめろ。何回言ったらわかる?」

 ぎろり、と、帽子の下から睨んでやるが、効果はない。『はいはい』と、軽く流されるだけだ。 …このやりとりも、もう何度目になるかわかりゃしない。
 それにしても、こいつのスキンシップとやらは過剰すぎる。毎晩のように飲みに付きあわされるだけなら、まだいい。それよりも、酔ったフリをして(俺と同じくらいのザルのくせに、酔うわけがない)ベタベタとボディタッチをしてくるのには閉口する。

『お前、もしかしてそっちのケがあるのか…?』

 あまりに過剰で直接的なスキンシップに、一度思わずそう聞いたこともある。すると、奴はニヤニヤ笑いながらこうのたまったのだ。

『俺様がこんなことするのは、美女か次元ちゃんだけよ?』

 …天才と何とかは紙一重というのは本当らしい。はっきり言って、俺には何を考えてるのか、さっぱり分からない。

「ちょっとちょっと、次元ちゃん、な~にムズカシイ顔してんの?」

 ひょい、とルパンが俺の顔を覗き込んでくる。お世辞にも二枚目とは言いがたい造作の顔。なのに、…なぜこうも人を惹きつけるのだろう?

「…だから、触るなって」

 どさくさに紛れて肩に置かれたルパンの手を掃い、俺は席を立った。

「どこ行くの?」
「ああもう、うるせえな! トイレだよっ! ついて来るなよ!?」

 放っておいたら、トイレにだってついてきかねないルパンに釘を刺し、席を立つ。尤も、トイレなど席を立つ口実でしかないのだが。他人に干渉されることに慣れない俺は、ときどき無性に1人になりたくなる。
 店の奥、トイレへの出入り口脇のルパンの席からは見えない位置に移動し、煙草に火を入れる。深々と吸い込んだ煙を吐き出し、俺は小さくため息をついた。

 今までだって、コンビを組んだこともあるし、もっとたくさんの人数で仕事をしたこともある。だが、1人としてルパンのような関わり方をしてくる奴はいなかった。もとより、自分が人付き合いの上手いほうだとは思っていない。だから正直に言えば、距離のとり方が分からないのだ。あんな男と付き合うための。
 いや、それ以上に、『ルパン三世』という存在と付き合うための。

 コンビとしての相性は、多分今まで組んだ誰よりもいい。もう何年も前からのコンビみたいに動けるのだから。奴は天才だ。天賦の才ってのは、まさにああいうのを言うのだろう。泥棒の天賦の才なんてどうかとは思うが。この仕事に必要なのは経験と、そして感性。その両方を持ち合わせたあいつは、裏世界で名前を知らないものがいないというのも頷ける。
 だからこそ、余計に困る。俺は、どんな顔であいつの隣に立てばいいのだ。あいつは、俺に何を求めてここに立てというのだ。わからない。

 再び、ため息と共に煙を吐く。 空いたテーブルの灰皿に、短くなった煙草を押し付け、踵を返した。

 店内に戻ると、ルパンの隣に見知らぬ男が立っているのが見えた。一瞬、厄介ごとかと身構えたが、談笑する様子はどうやら知り合いのようで。店内の喧騒に混ざって聞こえてくる会話の断片は、やけに親しげだ。カウンターの中の顔見知りのバーテンも一緒になって談笑している。

 その様子を見ていたら、何故かチリチリと胸の奥がざわついた。

 そうだ、ルパンは俺なんかと違って愛想がよく、自由で、誰とだって上手くやっていける男じゃねぇか。あの男だって、きっと昔一緒に仕事した男とかあるいは顔なじみの情報屋とか、そんなものだろう。俺だって、あいつの数いる歴代の相棒のうちのただの1人。ただ、それだけ。俺は、与えられた仕事だけこなしていればいいのだ。過剰なスキンシップも、調子のいい台詞も、あいつの癖みたいなもの。気にするだけ馬鹿馬鹿しい。

 そう言い聞かせても、胸のざわつきは収まらない。それどころか、隣に立つ男の顔が視界に入るごとに、その男へルパンが笑いかける度に、ざわめきは漣のように全身へと広がっていく。
 話し込みながら、男はルパンの隣に座ろうとスツールに手を伸ばした。空いていた、俺の席へ。

 そのとき。

「待てよ」

 ルパンが男の手を引くのが見えた。

「何だよ?」

 怪訝な顔を見せる男。



「そこはお前の席じゃねぇよ。…次元のだ」



 男にそう告げた横顔が、つっとこちらを向いた。俺の視線に気付いていたのか。その黒い眼は俺を捉え、そして。にっと笑った口元が、傍らに立つ男に悟られないように小さく動いた。

―そうだろ?―

 …あぁ…まさか見透かれてるとでもいうのか…? 男の存在にざわめいた俺の心を。それ以上に、居場所に迷う俺の心を。

―分かってるって。大丈夫。ここがお前の場所だ―

 この距離で聞こえるはずがないのに。そんなあいつの言葉が、耳元で聞こえた気がした。
 ああ、くそっ。上等じゃねぇか。お前のそういうところが、…わけわからねえんだよ。

 暗い店内を一歩踏み出す。ルパンの隣にいる男が俺に気付いて、こちらを向いた。

 ああそうだ。〈ルパンの隣(そこ)〉に座るのは、この俺だ。覚悟しとけよ。後悔しても知らねぇからな。

 

fin.





 

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すごく・・・・・素敵ですっ///////ごくり

もうですね!かっこいんですよ全てが!!次元さんがかっこよくってルパン様がかっこよくって文章がかっこよくって・・・っ!!!!!全私が頭を液晶画面にぶちつけん勢いで身悶えたのは言うまでもありません!!!///////

あ、えとリクエストは「ルパン様に嫉妬する次元さん(ファーコン設定)」しかも、ラブアタックするのはルパン様だったり、次元さんはクールとか言ったり・・・・今思っても何て自分の趣味をぶち込んだ難しいリクしてんだ!と自分を叱咤したくなるものでしたのに、秋月さんはもうそりゃ見事に叶えてくださいましてっ(〃゚∇゚〃) vvv

すごく素敵な文に、ものすごく惹きこまれました私っ//////ああもう最高です本当にありがとうございますっ!!!!・゜゜・(/□\*)・゜゜・<文才を分けていただきたい!←
何度も読んでは、生唾飲み込みながらもじもじきゅんきゅんしておりますともっ!!!(ノ´д`ノ。・ゎーぃ・。\´д`\)



これからも、仲良くしていただけるとすごく幸せですっ^^///////
相互リンクありがとうございました!






 

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