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愛して止まないルパン三世について愛を綴るブログです。 BL・同人となっておりますので、ご注意ください。 ※ル次メイン。18禁は明示しますのでご考慮ください。
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ルパン様を愛し、次元たんを愛でたいと常日頃から思っています。

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「片恋」(小話)



ちょっとだけ、次元さんの独白。ちなみに、悲恋で終わってるのでダメな方は読まない方がイイです><;;



拍手[4回]






=片恋=







「ルパン、でかけんのか?」


今日は仕事の前祝いと称して、3人で酒を飲み交わそうと約束をしていた。
それは勿論ルパンから言いだしたことなのに、約束通り3人揃ったところでルパンは出掛けようとする。

どこに?


そんなの、問いかける必要もない。だって、ルパンはすごく楽しそうだ。ならば、行く先はひとつしかない。


「ああ、不二子んトコ♪」


わかっていた答えを聞いても、腑に落ちない。


「今日は、酒を飲むじゃ・・・・」

止めたい。行かせたくない。そう思ったって、俺にはルパンに言いすがることすらできない。

「ん、飲んでて。」

笑顔で言い放たれる言葉に、全く自分の非は含まれていなくて。
そのままルパンを飲み込む扉に、心はぎゅうと締め付けられて。

もうこの場にルパンはいない、そう思うだけですごく悲しいんだ。
ルパンの行く先は最愛の不二子の元で、きっとそこで愛を確かめ合う。

どうして、自分じゃないのか、なんて浅ましいことを考える自分が更に嫌で。
ルパンの相棒であっても、ルパンの1番になれない。
傍にいるだけで満たされることのないこの傲慢な心は、一体何を望むんだろうな。




「次元・・・・大丈夫か?」


ルパンが出掛けるのを共に見送った五エ門が、重い口を開く。
それは、優しさだけではなく、非難めいた色も含まれているのがわかる。

どうして、止めないのか・・、


この侍は、俺がルパンを好きなことを知っている。
勿論自分で言ったわけではないのに、俺がわかりやすい態度を取っているのか、五エ門が鋭いからなのかはわからないけど。

以前一度そのことを聞いたことがあるが、五エ門は、俺をいつも見ているからだと言った。
その時、告白じみたことも言われたが、俺は軽く笑っておいた。それから、五エ門は何も言ってこない。



「ああ、大丈夫・・・・、」


ドアを見つめたまま、身体を動かすのも億劫で、ただ茫然としていることしかできない。
虚無感だけじゃなくて、またあのドアが開いてルパンが戻ってくるのではないかという淡い期待を持っている自分はただの愚か者なんだ。



でも、好きなんだ・・・・・


それが、すごく苦しいんだ・・・・







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「ルパン、おはよう・・・・。」


昨日は結局酒を飲む気になんてなれなくて、五エ門に謝罪してそのまま布団に入った。
布団の中でも中々寝付けなくて、俺は朝日が出るまで胸の重みと戦うしかなかった。


うとうととし始めた頃がちゃりとドアの開く音がして、俺は飛び起きた。
本当に、自分はどれほどルパンを好きなのかと笑ってしまう。


帰って来たルパンを甲斐甲斐しく迎えると、ルパンは特別な感情もなく

「ただいま」

と言葉を発する。昨日の謝罪とか、出迎えの喜びとか、そんなものを期待していたわけではないけど。

「腹へってないか?朝飯作るけど・・・、」

少しでも嬉しそうなルパンを見たくて、俺は必死に頭を働かせる。

「いや、いらね。」

でもお前から返ってくる言葉は、そんなもの。ツレない返事など、今に始まったことではないけど、寂しくてたまらない。
疲れたようにソファに座るルパンの傍に寄って、何か話すことはないかと思案するけど、寝不足の頭ではうまく言葉もでない。
いや、ルパンの前では、俺はいつもこうだ。

言いたいことも、伝えたいことも、怖くて何も言えないんだ。


「何、次元?」


用事でもあるのか、と言いたげなルパンは俺に目もくれない。


「ここにいちゃ、ダメか?」


どこかに行けと言われているような気分になって、慌てて問いかける。ルパンの嫌がることはしたくない・・・。
でも、それでも、俺はルパンの傍にいたい。


「いや・・・別に・・・・」


ルパンは、俺の言葉に一瞬驚いた表情を見せた。
まずかった、と思ったけど、もう言った言葉は戻せない。


「あ、いや・・・・、ルパンが一人になりてーなら俺はまた寝てくるよ・・・、」


何とか言い繕うけど、どんどん自分が惨めに思えて、涙が出そうになる。
好きになっちゃいけない相手だったと、わかってる。でも、こんなに好きなんだ。どうしようもないんだ。



「次元?どうしたんだよ・・・・。」


視界が涙で滲んで、ルパンもぼやけて。
ツライ、苦しい、痛いんだ。


「おい。次元・・・、」




「ごめん、」


「次元?」

「ごめんな、ルパン・・・・」

「何が・・・・・」

「・・・・・」


好きになって、ごめん。言いたいけど、伝えたらダメなんだ。

離れたくない。一緒にいたい。傍にいるだけで、幸せ・・・・だった。

でも、もう、無理、みたい。


俺がこの想いに押しつぶされて、心が壊れちまって、何も考えられなくなるまで、俺はお前と一緒にいれない。
もう、堪えられそうにないんだ。






「さよなら、ルパン。」










Fin



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






78.jpg











冒頭部分の落書きです。


五エ門→次元→ルパン→不二子な話し。もちろん続きも考えてたのですが、悲恋にするもハッピーエンドにするもそれぞれかなと想いまして。
まぁ普段からラブオチな私はもちろん・・・!(●´∀`)つ≡≡≡愛愛愛)Д`)グシャ



というかこれを書こうと思った理由はですね!!!!あっパチンコの話ししますのでご注意・・・・!!!!!





ルパンがですね・・・・不二子ちゃんの手を取って、膝まづいて、手にキスをして、「愛してるぜ、不二子?」って言うシーンがあるんですよおおおおおおそれがまたルパン様が超絶かっこいいいんですよおおおおっ・・・!!!!!!(絶叫)

それを見るたびに、胸を締め付けられる想いでして・・・・(お前がか)。
だって次元ちゃんがそんな姿見たら、そりゃもう悲しみますよ?!もう泣いちゃいますよ!!??←

次元さんのことを想うと、そんなルパン様と不二子ちゃんのラブシーンは見ててツライのです・・・・><。
不二子ちゃんイイ女だもんなぁ・・・・(しみじみ)

昨日は特にパチンコで当たって、初めて見たルパン様と不二子ちゃんのラブシーンやらを見れましてですね!!!当たって嬉しい反面、もう次元たあああああん可哀想にいいいいいっ・・・・・と号泣ものでした。(忙しい)


そんな時に、妄想したネタが↑です。悲恋。ルパン様はやっぱり不二子ちゃんが好きなんだなぁと想って・・・・、だってそれに対して不二子ちゃん、「私もよ」って言うんです。ああ・・・・なんて可哀想な次元たん・・・・(しつこい)


膝まづくルパン様が王子様にしか見えません。←












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