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愛して止まないルパン三世について愛を綴るブログです。 BL・同人となっておりますので、ご注意ください。 ※ル次メイン。18禁は明示しますのでご考慮ください。
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ルパン様を愛し、次元たんを愛でたいと常日頃から思っています。

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いただきものvv(企画参加しました)


なななっなんと・・・恐れ多くも「鳥小屋Studio」の柴神様がされました企画に、参加させていただきました!!
多分皆様ご存知かと思いますが本当に素敵絵師様なので、私の図々しさはすごいと自負します←

でも!!好き!!は伝えないと伝わらないと思うのですよーー!!だからもうっご迷惑にはそりゃなっちゃだめですけど、自重せず突進させていただきました!!/////だだだって自分の書いた小説の挿絵を描いていただけるだなんてこんな好機滅多にないですよ!!!どーん(`・д・´)

とはいえ・・・・私以外の文字書きさんのすごさと言ったら!笑
んもー!!絵も字も中途半端な私は一体どうしたらいいんでしょうね!!。・°°・(((p(≧□≦)q)))・°°・。

でもでも良いんです!!勇気を出した結果が・・・・ここにありますからっ/////えへ嬉しい本当に嬉しいですっ^^////////
えと、私の小説は以前もブログに出したのでもういらない気がしますが・・・せっかくなのでそのシーンに素敵絵を入れたいのでここまで持ってきますねーー!!!

小説は「Play the game」 から。


↓↓




拍手[3回]






「次元、賭けをしようぜ?」



きっかけは、ルパンの唐突なこの言葉。
本気の顔とふざけた顔を併せ持つ、この奇妙な男が発する言葉が嘘(冗談)か真(本気)か。
それは、未だ答えのない問いであった。

いや、この解答を知る者など、ルパン以外にはいないのではないかと思う。
それほど、この男は知れば知るほどに底が見えないのだ。


「賭け・・・?」

「そ、イイだろ?」


にかっと陽気に笑うルパンだが、この表情ですら真実か偽りかはわからない。



「お断りだ。」

「えー何で!良いじゃんケチっ!!ただの遊びだろー?」


冷たい、鬼、かっこつけーとか云々。文句を言い続けるルパンが、疎ましくてたまらない。
ー賭け事ー
普通なら、ただの遊び、で済むだろう。
でも、コイツの場合、ただでは済まない。

簡単に口車にノッてはいけないのだと、この数カ月で自分に叩きこんだ。
俺の帽子を脱がしてみたい、そう言ったあの言葉すら、本気か嘘か未だに答えは出ていないのだ。
そんなそぶりも見せないコイツだから、本当なら忘れ去ってしまっても良いようなものだ。
しかし、きっと・・・。これは自分の長年の勘ではあるが。

ルパンは、いつか見事に達成させるのだ。自分の思わぬところで。おそらく、悠然と笑って。
だから俺はいつでも油断はしない。コイツの思い通りになるだなんて、嫌だから。


「うるせぇな・・・・大体、何の賭けだ。」

カードか何か・・・・ではないだろうと、思う。これも、勘。


「ん?玉当て。」

「・・・・つまりは、銃の腕を競うってのか?」

「そ。でも同じもの狙っても面白くないじゃん?だから、お互いが指名したモノを狙う。」

「当てた方が勝ちってことか・・・・お互いが当てちまったら?」

「そしたら続けんの。どっちかが、外すまで。」


にやり、と不敵に笑うルパン。瞳が、きらりと光を放って。まるで獰猛な獣を想わせる。
賭け事などノらないと決めていた自分が、ルパンの話を聞いて徐々に”楽しそうだ”と感じてきているのに気づく。
これも、奴の話術だと知っていながら。



「お前さん、勝つ気でいんのか?」


銃の腕なら、俺の方が上だとわかっているから。


「あぁ。」


にこりと、笑うルパンの
瞳が笑っていないことに気づいていながら。



「負けて、泣くんじゃねぇぞ?」



ルパンの放つ圧力が、全身を高揚させて。つい、俺は諾と答えちまうんだ。



(さぁ、愉しいゲームの始まりだ)



そう、ルパンが心で笑っているのを感じていながら。




=Play  The  Game=






「どっちから先にするんだ?」

「ん、俺からでイイよ。」


余裕の笑みを持って、ルパンはそう言う。
へらへらと笑うルパンは、まるで勝算でもあるかのようだ。


「さ、次元ちゃん的(まと)決めて?」

「ルールは?」

「射程距離内にあるもので、実在するものってとこかな~。」

「ふーん。」



実に簡単なルール。それなら、と思案して。



「手始めに、あの花の蕾(つぼみ)は。」


俺の指差す先にあるのは、肉眼でギリギリとらえられるくらいの小さな蕾。
距離は50m程・・・・有効射程範囲内だ。ま、普通の奴なら撃つ前から無理だと諦めるような的(まと)だが。


「ふーん・・・手始め、って言うわりにはさすがの選択肢ね♪」


そう言いながらも、ルパンは怒るでも焦るでもなく。
スッと静かにワルサーを構え、無言でトリガーを引く。


弾丸は風をヒュンときって、ルパンの狙い通りの弾道を走る。
微塵も、ぶれない。


「はい、当たり~♪」


へらへらと笑うルパンだが、やはりその目の獰猛な光は消えない。
ルパンの放つ異様な威圧感に、俺はぞくりと寒気を感じ、知らず舌打ちをする。


「なーに?次元、不満そうね?」

「別に、そのことじゃねぇよ。」

「俺が当てたことが悔しいのー?ねぇ、ねぇ?」

「ばかか、外すなんて思ってねぇしな。」

「ふーん、ま、良いけど。あ、ちなみに負けたら罰ゲームよ?」

「はぁ?聞いてねぇよ。」

「だって言ってないもん。」

「てめェ・・・・。」

「そりゃ、賭けなんだからそれくらいあるでしょ。」

「金とかじゃねェのか?」

「何それ、面白くない。罰ゲームは、勝った方の言うことを負けた奴は何でも聞くってことで。」

「なんだそりゃ・・・ガキか。」

「ま、良いじゃない。良いじゃない。」


にやにやと笑みのやまないルパンに、妙な不安は拭えない。
次は俺の番、ともあって心持ち緊張するが、ルパンの決めた的は思ったよりも簡単で。

その後も交互に指定し合った的を的確に射抜いていく。
舞い散る羽だったり、風に揺れる小さな木の葉だったり、小さな穴の中にある石ころだったり。
それなりに難易度は上がっていくが、結局は射程距離内で実在するもの。

俺も外す気はなかったし、ルパンだって外さないだろう。

本当にただのゲームなのだろうか?奴の暇つぶし程度の?
それならばこのゲームはエンドレス。そんなもの、楽しくもなんともないだろうに。
ルパンのあの笑みは。底知れぬ瞳は。一体何を考えているのやら・・・・。


「おい、これで最後にしようぜ?」


ルパンが俺の指定した的を見事に撃ちぬいた後。後攻である俺が告げる。
ルパンにとっても、きっとただのゲームだったのだろう。妙な疑心に囚われて、ただ緊張し続けた自分がバカみたいだと思う。
そう。油断したのは確か。



「良いぜ。」



軽く答えたルパンが、次に指差した場所。



「ココ、よーく狙って撃てよな?」



ルパンの左胸。ちょうど、心臓のあたり。



「何・・・・言ってんだ・・・ッ」



ルパンの笑みは、いつの間にか消えていた。ただギラギラと光る瞳だけは消えない。
射程距離内。実在するもの。どちらにも違(たが)えない、その獲物。


328.jpg













「ほら、撃てよ次元。」


「くだらねぇ。こんな、ゲームくらいで・・・・」


「そのくだらないゲームにノッたのは、次元ちゃんでしょ?ゲームを降りることは許さない、あるのは勝ちか負けのみ。」


「だからってなぁ!」


「撃たなきゃ、負けよ?」


「・・・・・・・・ッ・・・・・」


ルパンが俺の手をとって、マグナムを自分の左胸に向ける。
俺はゆっくりと震える指先を、トリガーにかけた。

これがコイツの狙い?これのために仕向けられた?
悔しい。

悔しい。

俺が、負ける?ルパンに?


撃たなきゃ・・・負ける・・・・?


・・・・ッ



何でも、お前の思い通りになると思うなよっ!!!!





ドキュ・・・・・ッン・・・・・・!!!!!!





乾いた銃声が、鼓膜を響かせる。硝煙の上がる地面に空いたひとつの穴を、俺はただ見つめていた。
喉がからからに乾いて、背中を冷や汗が伝うのを感じる。


「はい、次元ちゃんの負け♪」





にこっとほほ笑むルパンは、ひどく楽しそうで。
は、とひとつ息をついて。どくどくと脈打つ鼓動を耳触りに感じる。



「てめェの・・・・勝ちだ。ルパン。」



どうやら、俺はコイツにホールドアップするしかないらしい。
震える指先では支えきれず滑り落ちるマグナムを、ルパンがすくい上げた。
そのまま近づいたルパンの手は、俺のボルサリーノにのばされる。




「俺のモノになれ、次元。」



ボルサリーノをとられ、眩しさを感じるこの世界で。
何よりもひと際輝く、ルパンの眼光に射抜かれて。

悠然と笑うルパンに、逆らうすべなどあるはずもないだろう?




「随分な、罰ゲームだ・・・・・。」






にっと笑いあって、誓いあうように唇を合わせた。








Fin.


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





っ・・・・何か・・・・何か・・・・素晴らしい挿絵が入るだけでものすっごく自分の小説なのに嬉しくなってしまいますっ////////あとあと、ご存じの方もいると思いますがこの続きもあります。もちろん挿絵はありません(笑)。こっちはエロなので・・・・大丈夫な方だけ(笑)→「 http://ikusamania.blog.shinobi.jp/Entry/281/ 」



もーーーっ!本当にすごいですよね!!私以前から言っているように、ルパンが自分を撃てって次元に言うの好きなんです!!マニアックでしょうか?笑 そういう殺伐とした緊迫した空気が大好きでして!!
他の小説でもそれを使っちゃうくらいvvなので、そんな大好きなシーンを素晴らしい絵師様に表現していただけたこの喜びと言ったら!!!

もうもうもう家宝にしますっ//////というかもうずっと見続けていたいくらいの幸せですっ!!企画に参加して良かったっ!!!!//////////(´;д;`)ブワッ <号泣!


柴神様っ・・・!こちらまで来ていただけてるかわかりませんが、本当に感動しています、心からの感謝の気持ちをお伝えできたら幸いです!!!(〃゚∇゚〃)
これからも応援しています!!ありがとうございましたっ!!!




<柴神様の素敵サイトへは、リンクよりどうぞ!>










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お邪魔します^^
澪さん、リンク&イラスト掲載ありがとうございました!
「好きは言わないと伝わらない」っていいなぁ^^
勇気をだして伝えてくださったおかげでこうして交流が深まったわけですしね^^
本当に嬉しいです。
で、何気に続きのエロを読んでしまいましたww
澪さんのルパンの口調、結構好きだなぁ!
「今更何言っちゃってんの?!照れてんの?恥じらってんの?乙女なのっ?!」とかねw
個人的にエロそのものよりその前後が好きなもので楽しませていただきました^^
今後も頑張ってくださいね。
またお邪魔しますので~
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