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=秘め事=
「るぱ~~んっ・・・!!/////////」
俺を見つけて嬉しそうに走り寄ってくる兎に、俺もどこかでホッとする。
うるさい、と言いながら避けてやろうかとも思ったが今日だけは抱きついてくる次元をそのままにして。
「ルパン!久しぶりだな・・・・・っ寂しかった?/////」
「ばーか。何で俺が寂しいんだよ、テメェの方だろそりゃ。」
「うん!向こうのルパン、ルパンと違ってすごく優しかったけど、俺はルパンに1週間会えなくて寂しかったよ?」
素直で純粋な兎は、嬉しそうに俺にすり寄りながらそう言う。
じんわりと温かい気持ちになろうとしてしまったところで、「ルパンと違って」という言葉にカチンときてそのまま頭を叩く。
「いたいっ!!何するんだよルパンっ!!!!」(泣)
「誰が優しくないって・・・・?」
「・・・あ!え、えーと・・・ううん間違えた・・・・・;;」
本当にバカだな、と思うところはこの素直さで。
言わなくて良いところまで素直に言ってしまうから、こうして俺に怒られるんだ。
ま、その実直さが・・・・安心できるし、可愛いって思っちまうんだけどよ。
「ルパンは、あっちの次元と一緒に居て楽しかった??」
「あー・・・?そう、だな・・・・テメェと違って仕事は出来るしイイ性格してやがるし、楽しかったぜ?」
くすり、とこの1週間を思い出して笑ってしまう。
色々あったが、確かに新鮮で楽しい時間だった。スリルのある駆け引きは嫌いじゃない。
別れ際には、少しは寂しい気持ちがあったのも確かだったしな。
・・・・んなこと言ったら、また鼻で笑われるから絶対言わねェけど。
そんな気持ちも、この兎の温もりで忘れてしまっていた。
「もーッルパン!俺だって仕事くらいうまくできるぜ?」
「はぁ?寝言は寝て言え。」
「ルパンっ!!!;;」
「ところで、テメェはこの1週間、変なことしてねぇだろうなぁ?」
「えっ・・・・・?」
こいつのことだ。押されりゃ逃げられないだろうし、かと言って自分から誘ったりはしてねぇと思いたい。
また簡単に白状するだろうと踏んで、問う。
「だから・・・あっちのルパンと、何かシたんじゃねぇだろうなって聞いてんだろ?」
「うん・・・・シてないよ?」
「あ?」
全力で否定するか、もし何かしらあったのなら、真っ赤な顔で慌てて逃げたりでもするかと思えば。
少し視線を逸らして、静かな声でそう告げる、普段は見せない大人びた表情にひやりと心が冷える。
・・・・なんだ?
「おい、次元・・・・お前何か隠してんじゃねぇだろうな?」
「隠してないって。何もしてないもん。」
「・・・・・ッ・・・・・」
真剣な瞳でそう言われると、二の句が告げなくなる。
本来なら、そうかと納得するところだろうが、いつもと違うこの態度が癪に障って。
「次元・・・・・・・・・!」
「・・・・え?」
ざわざわと波立つ気持ちが、苛立ちか焦燥か自分でもわからず。
それでも、ただ、この・・・・俺の次元が、少しでも他の奴に変えられたのではないかと思うとたまらない。
次元の腕をひき、嫌がるのも無視してそのままベッドへ引きずり倒す。
「ルパン・・・っ?!な、何するの?!」
「何って・・・・ナニに決まってんだろ?」
「な、何で!?や、やだッ・・・・・」
「うるさい!」
怒鳴った途端、次元がびくりと怯えて。
怖がらせたいわけじゃない・・・・ただ、この身体に確かめたいだけ。
「素直に言えば、許してやったってのに・・・・。」
「・・・・・ルパン?!だから・・・何もシてないって言ってるのにッ・・・・・」
泣きそうな程潤んだ瞳が、俺を見つめる。
正直、素直に言ったところで許してやる気などさらさらない。
だが、こうして隠されることが何より嫌だった。自分の知らない次元など、あってはいけない。
「嘘つくんじゃねぇよ・・・・どうせ楽しんだんだろ?俺と違って、さぞや優しかっただろうよ。」
「や、だ・・・・ッ・・・・・・」
「・・・・ってめェ・・・!」
自嘲気味に笑って、そのまま唇を寄せようとした瞬間に強く抵抗される。
キスすらしたくねぇってのか?・・・・あっちの方がイイって言うのかよ・・・・。
「くそっ・・・・」
「ひぁっ・・・・!?」
抵抗しようとする次元を押さえつけて、そのまま首筋に噛みついてやった。
ねっとりと舐めあげて、片手でボタンをはずして胸元を露わにしていく。
「や、やめて・・・ルパン・・・・ッ・・・・ルパン!!」
「嫌だ。」
開いた胸元は、1週間前と変わらず綺麗で。
吸いつくような肌も、ぷくりと赤く色づいた胸の飾りも何も変わっていない。
どこかで安堵する気持ちもあるが、まだ足りない、と心が叫んで。
ズボンも下着も無理にはぎ取って、全てを眺める。
「ッ!!!//////ルパン・・・・そんな、見ちゃっ・・・!!//////」
「・・・・ふん、もう立ってんじゃねぇか・・・。」
震える足を無理矢理開けば、次元自身が主張していて。
そっと指で包むと、びくりと腰が浮く。
「んっ・・!ぁ、あっ・・・・やぁ・・・・・ルパン・・・・ッ//////」
「ほら、こうして・・・優しく触ってもらったか・・・・?」
「違うって・・・ばぁ・・・・ッ////おね、がい・・・・だからっ・・・・ぁッ、んっ・・・・!!//////」
決定的な刺激は与えず、撫でるように熱を扱くと次元の口からは甘い吐息が上がった。
そんな刺激じゃ物足りないとばかりに強請る次元の言葉を聞かずに、胸のしこりも舌で舐めあげて口に含んで吸い上げる。
「ひぅ!ぁ、ああっ・・・・あ・・・・ッ!ルパン・・・んッ!!んぁ・・・・・・ぁ!!///////」
「気持ちイイんだろ・・・・?」
「・・・・ッ!やぁ!!た・・・りない・・・・足りない・・・・ルパンっ・・・・・///////////////」
イケないもどかしさで、次元は首を振って涙を散らす。
熱で色づいた身体は、十分な色気があって俺自身も早く挿れたくてたまらなかった。
「・・・・なら・・・ちゃんと言えよ・・・・・何したんだ?二人で・・・・」
「ッ・・・・言え・・・ない・・・・!」
「・・・・・・何でだよ。」
「だって・・・・二人だけの・・・・秘密、だから・・・・ッ・・・・・//////」
そうはっきりと告げる次元の瞳は揺るがなくて。
一瞬時が止まったかのように、俺は息を飲んだ。
・・・・・・何だ・・・よ・・・・ッ・・・何なんだよ!くそ・・・・・っ!!
もう後は何も考えられなくて。ただ、ただ言いようのない悔しさと憤りが腹の中をぐるぐると渦巻いていた。
そのまま後ろを慣らすこともなく、自分の熱を次元へ突き刺した。
「ひ!ひ・・・ぁっ!!んャぁああああああっ・・・・・・・!!」
「くっ・・・・」