「んー・・・・ッ・・・久しぶりに我が家に戻ると、やっぱり違うな~~。」
1週間の相棒交換期間を終え、(赤ジャケ)ルパンは己のアジトに戻っていた。
そろそろ愛しの狼も帰ってくる頃だと考えると、久しぶりに会うことが楽しみで仕方がない。
もちろん、ともにすごした次元も可愛らしく、楽しく1週間を終えての今ではあった。
しかしそれでも、愛しの次元はたった一人で。気になって仕方がなかったというのも本音だ。
がちゃっ・・・・・
ドアの開く音が聞こえ、ゆっくりとした足音がルパンのいるリビングへ近づいてきた。
「次元!」
早く顔が見たくて・・・・・・いや、出来るならば触れたくて。抱きしめたくて。次元の名を呼ぶ。
「・・・・る、ぱ・・・・・ッ//////」
きぃ、とリビングの扉を開いてこっそりと顔を覗かせたのはやはり愛しい愛しい狼で。
ふるりと震える耳や、ぱたぱたと揺れている尻尾が更にその可愛らしさを増長させていた。
「どうした?次元・・・ほら、こっちにおいで??」
「うう・・・ッ・・・・//////」
ひょこりとドアから覗いたまま、真っ赤になって困った顔をしている次元に疑問が浮かぶ。
「次元・・・?」
「・・・・・・ッ//////」
視線すら合わせず、俯いて泣きそうな次元にハッと気づいて自分もギシリと身体が固まる。
有り得ることだとはわかっていたし、でも考えたくなかったこと。
実際こうして目の前にいると、胸が締め付けられてたまらない思いがした。
「・・・・もしかして・・・・シちゃったの・・・?俺以外と・・・・。」
「・・・ッ!!」
次元は悪くないだろうし、怯えているような狼を更に問いつめるようなことはしたくなかった。
でも、心がどんどん冷たくひえて、顔も強張るのを感じていた。
次元は・・・・きっと、悪くない・・・・悪くないんだ・・・・
自分に近づきたがらない次元を、そっと抱きしめて、大丈夫だって言ってやらないといけないのに。
頭に言いきかせても、心がついていかなくて。
「ふーん・・・そっか・・・・。」
そっけない態度を取ってしまって、次元の瞳がうるうると涙で溢れていくのを霞んだ瞳で見つめてしまう。
ああ、俺は、本当に誰にも触れさせたくないくらい、この獣を愛しちゃってたんだなぁ。とどこかぼんやりと考えて。
「そりゃ、楽しい1週間だったろ?さ、まぁもう戻ってきたんだし・・・・・いつも通りご飯でも食べて・・・」
くるりと背を向けて、この汚い感情を次元に向けたくなくて。
キッチンへ向かおうとしたところで、後ろからどんっと強い衝撃を受ける。
「~~~~~~~~~っち!違う・・・・からッ・・・・・・・!!!!///////////」
「次元・・・・?;;」
温かいぬくもりが背中全体に広がって、抱きつかれていることに気づく。
ぎゅううっと一生懸命に力を込められた手は、ひどく震えていて。
「その、し、シて・・・ないッ・・・・!!//////ルパン以外と、そんなこと・・・・したくない、もん・・・・!!//////」
「でも・・・・」
「ほんと!だから・・・・ッ・・・・信じて?///////////////」
次元の手を離して、そっと瞳を覗きこめばその綺麗に輝く目に偽りはなくて。
普段は自分からなんて近づいてもこないのに、必死にジャケットを掴む手は離れなくて。
「うん、信じる・・・・。」
「ホント・・・・?」
「でも、何かはあったんだろ?」
「うっ・・・・・//////」
くすり、と優しく笑って頭を撫でると途端に真っ赤になって尻尾を逆立たせる。
問いつめると、「その・・・いっぱい・・・触られて・・・・ッ//////」って白状してきた。
「へぇ・・・・どのあたり?」
「いっ言えないっ//////////////////////」
ぎゅうっと目をつむって、ふるふると首を振る次元は可愛らしくて。
全く、さすがルパン=俺自身=だ、と呆れるものがあった。
きっと、ギリギリのところで遊んだんだろうなぁとこっそりため息をつく。
この恥ずかしがり屋で初心(うぶ)な野生の狼は、さぞや楽しめただろう。
「言ってくれないの?」
「だっだって!!//////////////」
「言えないようなこと・・・・したんだ・・・・?」
「ルパンっ・・・・・・・・・違!!//////////////////」
ちょっと意地悪すると、こうしてひどく可愛い反応をしてくれる。
触っただけとは言え、でもやっぱり悔しい思いもあるからもう少しだけ、と心で笑って。
「なら・・・・教えてくれるよな?」
「・・・・ッ・・・・///////////////////」
「どこ触られた?この唇は?」
そう言いながら、次元の唇に指を添わせるとびくりと震える身体。
でも、「ぁ・・・・ッ・・・・うう・・・ん・・・触れられて・・・ない・・・・」とちゃんと応えてきた。
「じゃ、ここは?」
「そこは・・・ッ・・ぁ・・その・・・・・・・」
鎖骨を指の腹でそっと撫でると、視線をそらして尻尾は項垂れて。
「ふーん・・・・ココは、触れられたんだ?」
「う・・・ん・・・・//////」
優しく問いつめると、こくりと素直に頷く。
「なら、消毒しなきゃな?」
「えっ?!ルパン・・・っ!!!!///////////////」
舌をはわせて、カリ、と歯を立てて消毒をする。
それだけで「ん、やぁ・・・・・ッ///////////////」って甘い声が耳をくすぐることに気を良くして、そのまま問いを重ねる。
「ね、次元、ここは?」
「ぁ、あ・・・・ッ・・・ルパン・・・・やめ・・・・っ・・・///////」
可愛い胸の突起を、シャツの上からコリコリと押しつぶして。
「触られちゃった?」って聞くと「・・・・ごめ・・・なさ・・・・ッ//////」って嘘がつけない次元は小さく頷いた。
にこり、と笑って。そのままぺろりと舐めて、また歯を立てる。
カリ、と優しく噛むだけで大きく跳ねる次元の身体は本当に刺激に敏感で。
「んっ・・・・ぁあっ・・・・!やぁん・・・・ッ/////////////////」
「気持ちイの?」
「は、ふ・・・ぅ・・・・・ぁ、あ・・・・・ルパン・・・怒ってる・・・の?////////」
気持ちよさそうに身を震わせながら、不安そうに問いかける次元。
「怒ってないよ・・・・?ただ、次元のことが好きだから・・・他の奴に触れられたかと思うと・・・・」
「おもう・・・・と?」
「全部、全部忘れさせてやりたくなる。俺で、お前を染めて・・・・俺だけの次元にしたくなっちゃう。」
「・・・・・ッ//////////////////」
「嫌?」
「・・・・・ううん・・・・・俺、ルパンだけのモノで・・・イイ・・・から////////」
心からの言葉を告げて、ちゅっと唇にキスを贈って。
ふわりとはにかんだ次元は、俺に嬉しそうにそう言った。
(ああっ・・・・もう・・・・・・!!/////)
(もう一生離してなんてやんないからなっ!!////////)
俺は可愛い次元への欲情を抑えるために、心で盛大に叫ぶしかなかった。
Fin。
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えー中途半端なんですけどすみませんまたココまでーで!(* ´Д`*)=3 アハァァン←書きたいトコは書けたらしい(笑)
後日談を見たいと多く言っていただけたので、狼さんverはこんな感じに思っていたのですが・・・。笑
皆さんがどんな続きを考えていて下さったかわからないのですが、もしこんなのじゃないYO!!とかだったらすみませええええええええんんっ・・・・・・・・・・!!!。・°°・(((p(≧□≦)q)))・°°・。
でもほら、紳士なルパン様にもたまには嫉妬して欲しいですし。
恥ずかしくて言わない次元さんにやきもきして欲しいですし。
ちょっと意地悪に、触れたトコとか言わせながら、自分が触れて行って欲しいし。
とか思ってたらこうなりました!!!
この後ももちろーーーんっ言わせながらのえっち突入ですそれってエロいと思うんですけど!!次元さんどこまで堪えられるかなぁああああああああ羞恥プレイOK!!俄然OKっ!!!!////////ハスハス(落ち着け)
あれ、またエロエロ言ってる^p^(いい加減自重しろ)
これから、忙しくなるので絵も小説もーっていうのは難しいかもですけど、ちゃんと更新は止めずにがんばりたいです!!・・・って、あ、きてくださる方がいる限りですけど^^笑
皆様がいらっしゃるから頑張れます!!これからも良かったらかまってやってくださいねーーっ(ノ´д`ノ。・ゎーぃ・。\´д`\) vvv
ではでは、またっvvvv
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