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=Versus!=
「へぇ、やっぱりアイツとは違うな。」
「当然だろ?俺を誰だと思ってんだよ。」
1週間だけペアを交換することとなって、数日。仕事も試してみたが、兎次元とは違いこの犬は射撃もタイミングも完璧で、ミスもないし落ち着いてるからスムーズに事が進んだ。
確かに問題はないが、どうにも可愛気のない態度が気になる。いつものバカ兎であれば、嫌という程すり寄ってくるのに・・・・・べ・別に、すり寄って来て欲しいわけじゃねぇけどよ!///////
「ちっ・・・・。」
相棒としては完璧だが、自分にもわからない寂しさを感じて舌打ちする。
それを見ていた(犬)次元は、一瞬怪訝そうな表情を見せ、その後にやりと妖艶な笑みを浮かべた。
「・・・ふーん・・・・・」
「・・・・何だよ。」
にやにやと嫌な笑みを浮かべる次元に、ムッとしてきつく睨みつける。
「別に?案外、寂しがりなんだと思ってな?」
「っ?!誰がだ!!」
「さぁなぁ~良いんじゃねぇの?そう言う可愛らしいところもあってよ。」
はは、と笑って人を小馬鹿にする次元にイライラと苛立ちが募る。
ここで怒ってしまっては、コイツの思うツボだとわかっていて。
「ッち・・・・テメェはもうちっと可愛気があった方が良いんじゃねぇのか?いつか捨てられて野良犬になっちまうぜ?」
ふん、と鼻で笑ってそっぽを向く。
それにはさすがにカチンときたのか、プライドの高そうな犬は、ムッとした表情をして「ルパンはそんなことしねぇよ!」と言ってきた。
「はん、俺だってルパンだぜ?どうせなら可愛い方が良いに決まってんだろ?」
「テメェと一緒にするんじゃねぇよ。アイツはお前さんとは違う。」
「何本気になってんだよ・・・・そんなに飼い犬でいたいのか?」
「そういうこと言ってんじゃねェよ!大体なぁ・・・・お前こそそんな嫌味な性格じゃ、いい加減逃げられちまうぜ?!」
「俺はアイツを逃がしはしねぇよ。アイツだって、この俺様から離れられるわけねぇんだ。」
「どーだか。」
「テメェ・・・・・・。」
ギリギリと睨みあい、お互い一歩も引かない。
「さっさとペア解消したいもんだな!」
「こっちこそお前さんなんかとこれ以上いれるかよ!!」
「ああ、何だ?ご主人様に触ってもらえなくて寂しいかー?どうせその身体使ってうまくたらしこむんだろ?」
「ーーテメェ!!俺はそんなことしねぇよ!!」
「褒めてやってんだろ?見た目だけは極上だと思うぜ?その辺りの野郎に色気ふりまいて慰めてもらえば?」
「ふざけんな!!俺は、ルパン以外に触らせる気もねぇんだよ!!」
兎次元と違うところは、その身体からにじみ出る色気で。成熟した大人の身体は、獣で言うフェロモンとやらを振りまいているよう。男なら、一回は抱いてみたいと思えるような雰囲気を醸し出していた。
だからそこをつついてやれば、心外だとばかりに怒鳴られる。もっとビッチではしたないかと思っていたが・・・・どうやらそうでもないらしい。
「何だ?操立てでもしてんのか?そんなの柄じゃねぇと思うけどな。」
「・・・・・うるせぇよ。」
先程と打って変わって悔しそうな表情を見せる次元に、このままからかってやろうと言う気持ちが燻ぶる。
ソファに座っていた次元の元へ歩を進め、「寂しいんなら、俺様が慰めてやっても良いんだぜ?」と囁いてやるとビクリと肩が揺れる。
「!?やめろ・・・ッ」
「俺もルパンだ。問題ないんじゃねぇの?」
その慌てた様子を見て、くすくす笑うとグッと言葉に詰まる犬に心で笑いが止まらない。
どうやら、本気で”ルパン不足”、という奴らしい。いっつもベタベタとくっついてでもいたのだろう。
少しでも離れていれば物足りなくなるくらい、この身体はルパンの熱を知っているんだ。
強く腕を掴みあげると、抵抗はなくただ不安気に瞳が揺れた。
「可愛がってやるぜ?」
「・・・・離せ・・・・テメェは俺の知ってるルパンとは違う。」
「一緒だろ?」
「違うさ。」
「・・・・・ッ。」
触れた瞬間に揺れていた瞳も、今では強い眼光を帯びていて。
本当に、俺は求められていないのだとわかる。どこかで悔しい感情が生まれ、そしてこの生意気な犬を乱してやったら面白いのではないかと言う感情もあって。
一瞬その瞳の強さに息を飲むが、それを隠してそっとポケットに隠していた小瓶に触れる。
「ふーん・・・・それなら、お前は奴以外には抱かれないってことか?」
「ああ。」
「絶対・・・・?」
「しつこいぜ?早く離しなよ。」
掴んでいた腕を振りほどかれて、ソファから立とうとする次元。
そのまま逃がすはずもなく、隠し持っていた小瓶を次元の顔に向け、そのまま液体を振りかける。
突然顔面に噴射され、驚きに目を見開く次元を視界に入れ、にやりと微笑んでやった。
「・・・・・っ!?な、何だ・・・・!?」
「まだまだ甘いぜ?」
「テメェ!!!」
驚きが怒りに変わり、次元が俺に掴みかかってくる。
「・・・・・ッあ?!な・・・何・・・・ッ・・・・・」
「ほら、効き始めた・・・・。」
胸ぐらを掴んだ手が、小刻みに震えだし、身体の力が抜けていくように指が離れていく。
にやにやとその様子を眺めていると、「身体が・・・熱ぃ・・・・・」ととうとう座り込む次元は、じっとりとした汗をかき始めていた。
「てめぇ・・・何・・・かけやがった・・・・・?!っ・・・・ん・・・・・//////」
「ん?媚薬。しかも、俺様特性の超速攻型。きもちよーくなれるぜ?」
「?!なっ!!!///////」
俺の言葉を聞いた瞬間に、大きく驚いた次元。澄ましてばかりの犬を、どうやって乱してやろうか考えると楽しくてたまらない。
身体を熱が巣食っているのがよくわかって、次元は悔しそうに俺を睨みつけてきた。
「どうした・・・・?楽になりたいんなら、俺に縋ってみたらどうだよ?」
「・・・ッ、誰・・・がっ!!!テメェなんかに・・・・・ッ/////ぅ、く・・・・・・ん・・・・ッ///////」
瞳は情欲に濡れ、震える身体を抱きしめて何とか熱を抑えようとしているようで。
でも全身に回ったその”毒”は、明らかにその脳まで侵していることだろう。
「いつまで堪えられるかな?ほら・・・・」
「ぁ、ぁうっ・・・・・や!やめろっ・・・・・ッ///////」
座り込んだ次元の股間に、足を差し入れて踏みつける。
少し力を入れるだけで、びくびくと大きく跳ねる身体は面白い程で。止めようとするその指も、力が入らない状態ではまるで俺の足に縋りつくようなっているだけだった。
「あ!ああっ・・・ッん!ひャ・・・ぁ・・・・っ!!!!///////」
びくりと波打つ身体と、甘く高い嬌声が耳に心地よくて。そのままぐりっと擦りあげるように熱を踏みしだく。
「やぁ・・・・ぁッぁああああああんッ!!!!//////」
熱が弾け、じんわりと広がる染みに、次元の頬は羞恥に染まる。
はぁはぁと息づく肩を大きく震わせて、悔しそうな瞳はもう俺には向けられない。
唇を噛み締めて小さな声で「・・・もう、やめてくれ」と囁く次元を、俺はその場で押し倒した。
「・・・・・ッ・・・・!!や、やめっ・・・・!!///////」
「誰が辞めるかよ?こんなうまそうな身体、愉しまないわけにはいかねぇだろ?」
「ダメ!だ・・・これ以上はっ!!!!///////」
「何言ってやがる。まだまだ、身体が疼いて仕方がねぇだろ?ほら、もうこんなにしちまってよぉ。」
抵抗もできない身体を脱がせるのは簡単で。嫌がる次元を、一糸纏わぬ姿にしてやる。
全身がピンクに色づいていて、乳首はぷくりと膨らみ、先程イッたばかりなのにもう次元の中心は再び硬度を持っていた。
強すぎる媚薬の効果が恐ろしいのか、俺が怖いのか・・・次元は恐怖にも似た表情を見せ、必死に止めようと言葉を紡ぐ。
「やめっ・・・やめてくれ・・・・本当に・・・・ッあ、ぁ、・・・・ひぅ・・・・ルパン・・・・ッ・・・」
「満足させてやるからよ?」
聞いてやるはずもないその懇願に、その溢れ出る色気に、自身が高ぶるのを感じて。
そのまま身体の至る所に吸いついては舐めあげて、感じるように手を這わせて。
上がる嬌声は艶かしく、瞳は徐々に快楽に溺れて霞んでいくようだった。
「ハッ・・・・ぁ・・・・・ああっ・・・・くっぅ・・・・・ん、んッ、やぁ・・・・あッ・・・//////」
「ほら・・・・ここ、気持ちイだろ?」
「んッ・・・・るぱ・・・・ぁ・・・・・・・あんっ!///////」
「どうなんだ?」
「あっ!アアっ・・・ぁ・・・きもち・・・良いっ・・・・ッ・・・・///////」
熱に犯されきった次元は、すでに正気を失っていて。先程のような抵抗の言葉もなく、ただ俺に身を委ねて甘い吐息を洩らしだす。
ここ数日”ルパン”に触れられていなかったこともあるんだろう。縋るように甘えだした身体は、欲に駆られていた。
「る・・・・ぱん・・・・?ルパン・・・・なのか・・・?/////」
「・・・・ああ、俺だ・・・・」
「嬉しい・・・・ッ・・・・・ルパン・・・ッ////////」
今までみたこともない、壮絶な微笑みを見せ、うっとりと俺に抱きついてくる次元。
全身を遣って、俺をも誘うような色気でキスを求め、巣食う熱の解放を強請った。
「るぱん・・・・お前だけ・・・・・俺に触れて良いのは・・・・お前だけ、だから・・・・ッ・・・・///////」
「・・・・・ッ・・・・・」
クールでストイックな次元からは想像もつかないような、甘えたセリフと無邪気な笑みに心臓がぎゅと握られる感覚がして。
自分には、見せもしなかったその嬉しそうな表情は、本来なら今も見れるものではないのではないのか。
いや、見てはいけなかったのではないかと思う程心が揺らぎ始める。
「好き・・・・ルパン・・・・お前以外・・・いない・・・・からっ・・・・・・俺には・・・・ッ///////」
「次元・・・・・・ッ・・・・・」
「・・ッ・ぁ・・・シテ・・くれよ・・・・身体が・・・ん、熱くて、仕方ないんだ・・・・ルパン・・・・/////」
熱のこもった瞳で見つめられ、足をからませながら俺に求める次元は、あまりにも可愛くて。
でも、これは俺に向けられたものはなくて。正気ではない次元を、このまま犯してしまって良いのかと良心が痛みだす。
(別に・・・・・何を戸惑うことがある・・・?)
(でも、コイツは・・・・本当にアイツが好きなんだよな・・・・。)
(もしこれが、あの兎だったら・・・・アイツも、こんなに俺を想ってくれるだろうか。)
(俺がこれ以上しちまったら、俺も次元を裏切っちまうことになるのかもしれねぇな。)
自問自答する自分がおかしくて。ふっ、と苦笑して次元から身体を離す。
「・・・・ッ・・・・・・あ?ルパン・・・・なんで・・・・?」
寂しそうに瞳を揺らして、次元は俺の腕を掴む。
「・・・・、悪い・・・やめときな?俺はお前の愛してる奴じゃねぇんだ・・・」
「・・・・・・る、ぱ・・・・・・・・・・ん?」
「俺が悪かった・・・・これ以上は・・・・」
「・・・・・・・くっ・・・ははっ・・・・・ッ!」
「あ?」
はははっ・・・・と楽しそうに笑い始める次元にきょとん、とする俺。
何だ?!一体何だどうした俺の薬の調合間違えたか?!!笑い転げる次元に、どうしたことかと身体を固まらせる俺を見て、ぷるぷると堪え切れないように腹を抱えだす。
「おい!!何笑ってやがる?!;;」
「いやっ・・・・ッ・・はははっ・・・く、お前さん・・・結構・・・・ッ・・・・・ククっ//////」
がしっと、肩を掴んで瞳を覗くと、明らかに先程までの色はなくて。
笑いながら、ちゃっかりと服を着こんでいく次元はもうすっかり元の犬だった。
「テメェ・・・・もしかして・・・・・・」
「いや~最初は驚いたけどよ、まぁこういう時の対策もしとかねぇとなぁ?ウチのルパンもそういうの好きだからよ。」
ふん、と鼻で笑いながら次元は手の中の薬を見せる。
その薬は、どうやら解毒剤のようで。媚薬を緩和させるように、途中で飲み込んだと言いやがる。
「じゃぁ、何であんな乱れ方を・・・・」
「あ?お前さんが、どういう反応するかなー?って思って遊んでみた。」
「あそっ?!;;」
「もちろん、最後までヤラせる気はなかったぜ?ちょっとお前さんの情をつついてみたかったんだよなぁ。」
そしたら、あんまりにも優しいんで、笑っちまった。とふふっと肩を揺らす次元に怒りを通り越して、項垂れた。
勝っていたかと思えばからかわれていたことを知り、どうにも調子が狂わされる。
「俺にこんなこと出来るのは、テメェだけだろうよ・・・。」
「はん、俺がここまでさせてやるのも、テメェだけだぜ?」
お互い笑いあって、まぁ1週間くらいなら相棒を替えるのも悪くはねぇなと思う。
ま、兎が帰ってきたら、今回のこの熱をぶつけてやることは決定事項なんだけどよ。
Fin.
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こんな感じ?
どっちにも負けてほしくなかったのでこうなっちゃいましたーーー!!(ノ´д`ノ。・ゎーぃ・。\´д`\)
すみません本当に投票ありがとうございましたっ!期待通りではなかったすみませんんんっ!!!!‥(´口`*)うわぁぁぁ~ん
ちょっとまた時間ないので夜勤いってきまーーすっ;;;;滝汗
毎度このパターン!!;;笑
ではでは(●´∀`)つ≡≡≡愛愛愛)Д`)グシャ