=兎さん編~風邪4~=
「この・・・バカっ・・・!」
俺が欲しいと言ったその唇を、すぐに塞いで舌を差し込む。
熱くて熱くてたまらない口内で、一生懸命応えてくる舌を俺は味わうように絡みとる。
次元を心配して我慢していたというのに、そんな気持ちなどお構いなしに俺を煽ってくれるのだからたまらない。
「んっ・・ふ、ふぁ・・・・ッ・・・・・・はぅ・・・・ま、っ・・//////」
ただでさえ熱い吐息が、艶かしく湿った音を立てて次元の口から漏れる。
次元の両手を布団に押さえつけて、俺は欲しくて欲しくてたまらなかったその熱を好きなだけ貪ることに夢中で。
力の入らない手で、次元が俺の手を離そうともがきだしてやっと俺は現実に引き戻された。
「んっ・・・ぷはぁっ・・・ぁっ、はっ・・・・はぁ・・・・・ッ/////」
「・・・・ッ、悪ぃ・・・・」
夢中になりすぎて、次元がキスの間に息継ぎができないことを忘れていた。
鼻で息をしろ、と何度言っても出来ない不器用な兎が、それでも愛しくて愛しくて。
「は、はぁ・・・・は・・・ッ・・・ぁ・・・・/////」
真っ赤な顔をして、酸素を求める口からちらちらと見える赤く濡れた舌がまた扇情的すぎる。
生理的に息苦しくて流れる涙とか、真っ赤な頬とか。
・・・・まだまだ、欲しくて欲しくてたまらない・・・・・
ガンっ
?!
また吸い寄せられるように唇を寄せようとして、次元に頭突きで止められた。
「・・・いって・・・・テメ、何すんだよ!」
「ま、待ってって・・言ってるのに・・・ッ!!/////」
「言ってねぇだろ!!」
「言わせてくれないんでしょっ!!/////」
涙目でむーっとむくれる兎に、調子を狂わされる。
自分だって欲しいって言ったじゃねェか・・・・。
「何だよ・・・足りないとか言っといて・・・・」
「・・・あれ・・・・ルパン・・・?」
「何だよ!」
やっぱりいつものように俺を嫌がる兎に、どこかで心がしくしくと痛んで。
別に・・・寂しいとかじゃないけど・・・。たまに求められて嬉しかったとかじゃ・・・ねぇけど・・・。
「拗ねちゃったの?」
「~~~~~~~~~~っ?!///////」
きゅるん、とした瞳で核心を突かれて、俺は頭から火が出そうになった。
「ちっちっ・・違ェよ!!なんで俺がお前にもっと求められたいとか思わなきゃいけないんだよっ!!////」
「求められたいの?」
「だーーーーっ!!!!//////」
悶絶!しそうになる恥ずかしい自分に、次元の掴んでいた手を離してこの場から逃げたくなった。
でも自由になった次元の手は、いつの間にか俺の首に回っていて。
そのまま、ぎゅっと引き寄せられる。
「・・・・ッ・・・次元!?//////」
「ルパン・・・好き・・・・あのね、欲しいのはホントだよ?」
「だから・・・そんなこと言ってっと、我慢効かねぇぞ・・・?」
「ん、良い・・・」
ちゅっ、と再び唇を触れさせてそのままもう一度深く合わせる。
(続く)
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ちゅっちゅちゅっちゅ何やってんのさっさと先進めよ!(心の叫び)
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=狼さん編~発情期4~=
次元の求めるままにキスをして、舌を絡ませて。
揺れる尻尾はぱたぱたと喜びを表していた。
「次元・・・どうして欲しい?」
「んっ・・・ぁ・・・・あのね・・・もっと・・もっと・・・・ルパンを感じたいの・・・」
瞳は濡れて、情欲に染まっていた。普段では絶対に聴けない言葉が、次元のその変わらず可愛い唇から紡がれているのかと思うと夢を見ているのではないかと思う程で。
「うん・・・イイよ・・・?」
「ルパンのコレ・・・欲しいッ・・・・・・//////」
ズボンの上から、俺の欲望に触れてとんでもないことを口走る次元。
湧き上がる衝動を押さえつけて次元ににこりとほほ笑んでやると、そっと俺のを取り出してうっとりと眺める狼にくらくらする。
「んっ・・・はぁ・・・・ぅ・・・・ふぅ・・・・ッ・・・//////」
「くっ・・・次元・・・」
「るぱ・・・すごく・・・大ひい・・・・・・ぁっ・・ふぅ・・//////」
戸惑いなく俺のモノを口に咥え込んで、嬉しそうに舐めたり吸ったり。
息子は喜ぶどころじゃなくて、どんどん欲に駆られて大きくなっていっても、一生懸命口に含む次元。
俺の足元にかがむようにして頭を寄せてるものだから、突き上げられたお尻はいやらしく揺れてて。
目眩がしそうな程フェロモンを垂れ流す次元は、よくこれで誰にも襲われずに生きてきたものだと感心する。
「次元・・俺が初めて・・・だったよね・・・?」
「んむっ・・・ふ・・・ぇ・・・?」
伏せられていた瞳が、くるりと丸くなって、こくりと頷いて。
自分が初めてと言うだけで、ほっと安堵している自分に気づく。
「ぷはぁっ・・・ぁッ・・・はっ・・・・はぅ・・・な、んで・・・?」
「いや・・・その・・・」
「・・・・俺、そんな風に・・見える・・・・?」
突然、しゅん、と項垂れて泣きそうな表情を見せる狼に心で慌てる。
「いっいや・・・!そんな、淫らではしたないから、他の男にもこんな風に誘っちゃうのかなとか思ったわけじゃ・・・ッ・・!!;;」
「思った・・・の?」
うるうると悲しそうな狼は、尻尾まで内巻きになってしまって耳もぺしゃりと寝てしまった。
「違う違う・・・・ほんと・・・でも・・・」
「でも・・・?」
「俺以外に・・・・次元に触って欲しくなかったから・・・」
「ルパン・・・・ッ/////」
「だからさ、他の奴がもし・・・次元に触ってたって知ったら、俺どうかしちゃってたかも。そいつ殺したいくらい。」
「・・・・ッ//////だい・・・じょうぶ・・・ッ・・・俺、ルパン以外にこんなことしたいって思ったことないから・・・・/////」
「ほんと・・・?」
「うん・・・俺が欲しいのは、ルパンだけだから・・・・ッ//////」
きゅんきゅんと嬉しそうな表情で、俺を見上げてくる狼が可愛くてたまらない。尻尾もまたゆらゆらと揺れて。
しかも・・・自分の息子を持って、だなんてホント・・・・いけないことしてるみたいな気分だった。
(続く)
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ちっ今日はエロから脱線気味だ・・・くそう早く挿れたいよ・・・・(心の叫び)
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=わんこさん編~怪我4~=
握り合った手が、ひどく熱くて。次元は、そこから自分の鼓動が聞こえるのではないかと恥ずかしく感じた。
「どうして欲しい・・・?次元。」
「・・・ッ、く・・・・ルパン・・・・///////」
ぎらぎらと獰猛な光を帯びた瞳から目を逸らすこともできず、次元は下腹部にじわりと感じる熱に嫌気がさしていた。
浅ましい程に、自分はルパンを求めているのだと、突きつけられるように身体は熱を持つ。
そんなこと知られたくなくて、隠すように足を擦り合わせてもルパンにバレないはずがなくて。
「どうしたのかな、次元ちゃん・・・?随分窮屈そうだけど・・・・。」
「っあ!////」
両手を壁に押し付けられていて、抵抗もできない状態で。
ルパンの足で力づくに膝を割られて、股間に太股を押しつけられる。
主張していた熱を、ぐっと抑え込まれればびくりと身体は大きく揺れた。
「まだ何もしてないのにこーんなにしちゃって・・・やらしいんだから・・・・。」
「ふ、ぁっ・・・ッ・やめ・・・・・・・いた・・・・ぃッ/////」
「痛いくせに・・・硬くなっちゃってるけど?痛いのが好きなのかな?」
くすくすとルパンは笑いながら、膝で次元の熱を擦りあげる。
痛みは快楽を伴って、びくびくと反応する腰がそれでも逃げることもできなくて次元は頭を振って快楽を逃そうとする。
「ん、んあッ!やぁ・・・・ッ・・・あん//////」
「イキそうなの?」
「ふっ・・・ぅ・・・・うう・・・・ッ///////」
十分な程に熱を帯びたそこは、じんわりと服に染みを作っていて。
揶揄するようにルパンに問いかけられ、ぶるぶると震える身体を身悶えさせる。
このままイカされるだなんて悔しくて、ルパンを睨みつけるとそのまま唇を塞がれる。
「ッ・・!はん・・・んッんん・・・・ぅ・・・・//////」
上も下も乱されて、握りしめた手は震えるだけで抵抗もできなくて。
「観念しな?」
「ふっぁっ!!//////」
唇を離しながら呟かれる囁きに、次元の脳は白旗を上げていた。
「・・・・・ッ・・・わか・・・・った・・・から・・・//////」
涙目で、それでも悔しそうに告げる次元にルパンは優しそうなほほ笑みを見せる。
「ん、良い子。」
(続く)
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勝ったね!(ルパン様の味方?)
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そんなこんなですみません仕事行かなきゃ!!;
夜勤ですよおおおおおまた声かけていただけると癒されますーーーッ!!><。
あと見直す時間がなかったので誤字脱字&変なトコあったらすみません;;
そうそう!!14日、東京で遊んでくれる人はいませんかーー!!と叫んでおきますね!!どうか是非に!!!笑
ではではー(ノ´д`ノ。・ゎーぃ・。\´д`\) vv
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