=兎さん編~風邪3~=
「・・・・・んッ・・・・」
こくり、こくりと水を飲む喉は汗で光っていて扇情的で。
口を離した唇も、水に潤ってつやつやと綺麗で。
うっとりと薄く開かれた瞳は、情事を思い出して十分に自分を煽ってくれる。
(さすがに今手を出す程・・・ひどくはねぇけど・・・)
心地のイイ唇は、自分の方が離れがたい程だった。
でも大切なこの兎を今日は泣かせたくなくて、燻ぶる熱も必死に抑え込む。
「いっぱい飲んだな・・・」
「うん・・・ありがと、ルパン・・・・//////」
看病にかっこつけて、結局は次元に触れていたかっただけかもしれない。
コップ1杯の水はあっと言う間になくなって、口付ける理由もなくなって。
まだ足りないと枯渇する心は、次元の潤っただろう身体とはまた正反対。
くしゃり、と再び頭を撫でて、ゆっくりと立ち上がる。
これ以上、こんな艶かしい次元を見ていたら衝動を抑えられる自信もなかった。
きゅっ・・・・
「ん・・・・?」
「るぱ・・・・ん。」
立ちあがろうとした瞬間、下に引っ張られる小さな感覚に身を留まらせる。
おずおずと引かれた服は、申し訳なさそうに掴まれた指先によって軽く皺がでてきいて。
「どうした・・・次元?足りないのか?」
「・・・・・・うん・・・・」
「もうコップ1杯飲みきったからな・・・無理すんなよ。」
「・・・・・ううん・・・・・」
「・・・・次元?」
「足りな・・・い・・・・・」
戸惑いがちに告げられる言葉。
一体何を言っているのか・・・そう思って、潤んだ瞳を覗き込む。
その目の奥に燻ぶる熱は、風邪から?それとも・・・。
「はっきり言ってみな?」
ただ自分が良いようにとっているだけかもしれない。
そういう気持ちもこめて、もう一度次元の前に腰かけて頬に優しく手をかける。
震える指先が、俺の手と重なってひどく熱い。
「・・・・ッ・・・・足りない・・・・の・・・。」
「・・・水が?」
ふるりと首がふられて。
「ルパンが・・・・・ッ・・・//////」
(続く)
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ラブラブしちゃって?(人事)
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=狼さん編~発情期2~=
「・・・・ッ、ルパン・・・・あんまり・・・・見ないで・・・・・//////」
ボタンを外して、露わになった上半身を眺める。
赤く色づく胸に、綺麗な肌に、浮き上がる鎖骨に。知らずごくりと生唾を飲み込んでいた。
「なんで?」
「恥ずかし・・・・ィっ・・・からっ//////」
いつもは恥ずかしいとすぐに逃げてしまうくせに。
今日は、真っ赤な顔をしてうるうると瞳を潤ませながらも、俺の上から降りようともしない。
「次元・・・・可愛い・・・・」
「る・・・・ルパン・・・・ッ・・・も・・・もう・・・・」
「ん、なぁに?」
触れてほしそうに俺を見つめる瞳も、知らず揺れてる腰も、男を欲情させるには十分な程に色っぽい。
でも滅多にないこんな次元に、もっともっと自分を求めて欲しくて。
可哀想な程真っ赤になっている次元に、手を出さずににっこりとほほ笑みかけてやる。
「・・・・ッ、ルパン・・・・///////」
「うん、どうして欲しいか言って?何でも・・・・してあげるから・・・」
そっと頭を抱きよせて、低くした声で耳元に囁くとふるりと震える可愛い狼。
「ルパン・・・ごめ・・・なさ・・・いっ・・・嫌いにならないで・・・?」
「大丈夫だよ次元・・・愛してるから・・・・」
「あっあの・・・・ッ・・・・いっぱい触って・・・・欲しいの・・・」
「触るだけでいい・・・?」
言われたとおりに、次元の感じる部分をゆっくりと撫であげて。
首筋も胸も背中も。
いやらしく手を這わせると、びくびくと波打つ身体は更に熱く色づいていく。
「んっ・・や・・・・ぁ・・・ッルパン・・・・あ、ッ・・・舐め・・・・て・・ほし・・・・ィ・・・」
「うん・・・・。」
触れるだけでは物足りないのか、熱に浮かされた次元はまだ足りないのだと俺を求める。
求められるままに、胸の突起に舌を這わせてねっとりと舐めあげたり押しつぶしたりを繰り返す。
「あっ!あん・・・んッ!!//////ひぁ・・・・ぁ・・・・ッ・・・・気持ち・・・イイ・・・・//////」
次元の腰は俺の太股に擦りつけられるように動いてて、女が男を誘う以上に挑発的なその行動に自分も我慢できない程煽られていく。
大胆で、はしたなくて、淫らなこの獣が求めるものが自分だなんてたまらない。
「次元・・・硬くなってるね?」
「ふ、ぁ・・・・ッ・・・だって・・・・すごく・・・イイ・・・・から///////」
揶揄するように言ってやると、首筋に腕を絡ませてキスをねだってくる。
「ッ、ん・・・・ぅ、ふぅ・・・・ッ・・る・・・ぱ・・・っ・・・ぁ//////」
(つづく)
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求めていこう!(楽しそう)
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=わんこさん編~怪我2~=
「良、く・・・・?//////」
「そう・・・・気持ちよーく・・・・してあげる・・・・・。」
情事を想わせる熱っぽい声を耳に吹き込むだけで、次元はどきりと高鳴った。
それでも、このまま流されてはルパンの思うままだと言うのが悔しくもあって。
「バカ野郎・・・・ッ・・・・そんな・・・こと・・・・」
ルパンを引きはがそうと、力の入らない手でルパンの肩を押しやる。
するりと身体は離れたが、押されたのは次元の方で。のけぞるように後ろに逃げても、後ろにある壁に当たってそれ以上は下がれない。
とん、と背中が壁で止まってそれ以上逃げ場のないこの状況に、次元の心は知らず焦っていた。
「あ・・・・ッ・・・・」
「逃げられないデショ?」
「ルパン・・・いい加減に・・・・ッ!」
にこり、とほほ笑むルパンは恐ろしい程に余裕たっぷりで。
余裕のない自分が恥ずかしくて、次元は怒ったように声を荒げる。
「なーに・・・・?」
「・・・くッ・・・・//////」
そんなことに動じないルパンは、次元の両手に自分のそれを絡ませてゆっくりと壁に押し付ける。
ルパンの眼光に捕えられて。手は塞がれて。
どくどくと脈打つ心臓が、熱くなる顔が悔しくて次元は唇を噛み締めた。
「たぁっぷり可愛がってあげるのに・・・ね?」
「・・・・ッ・・・・//////」
「次元のイイ所に、いっぱい印つけてあげる・・・・それに、感じる部分いっぱい突いてあげるし・・・」
「る・・・・ぱ・・・・//////」
「中に、好きなだけ俺をあげるよ?」
「あっ・・・///////」
最中を思い起こさせるその言葉に、次元の身体はぞわぞわと粟立って。
絡まる指先がきゅっとルパンの手を握り締める。
(つづく)
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めちゃくちゃにして!(私の願望)
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いい加減にしろってくらい中途半端ですみません・・・・まだまだぶつ切りな覚悟でお願いします!笑
最後まとめるのでその後の方がいいかもしれませんよーー!!。・°°・(((p(≧□≦)q)))・°°・。すみませんほんと!!
ちょっと今回、ルパン様に余裕がありすぎですよねーちょっと悔しいですよねーと、3つともを通して思っております!!形勢逆転が好きな私は・・・・・まぁ色々考えてみます!!o(^O^*=*^O^)笑vvv
ぱちぱち&コメントありがとうございますっ!!がんばりますーvv
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