リクエストをいただいたので、わくわくと書かせていただきました!!^^元宮さん遅くなってすみません・・・!!
しかしやはりイラストにしても、小説にしても、どなたかのためと想って書くと俄然やる気がでますね(●´∀`)つ≡≡≡愛愛愛)Д`)グシャ
とはいえ自分クオリティなので、その辺りはご了承くださいませ><;;
へたれルパン・五エ門→→→→→魔性次元のつもりですので、ダメな方はお控くださいませ!
そして結局書いた後見れば、そーーでもないです。笑
↓↓↓続きより↓↓↓
[8回]
=Kiss me=
「あ~次元ちゃんに熱いキッスがしたいvv」
その一言から、騒動が広がることとなる。
「ふざけるな!次元に不埒なことをする気ならば、切り捨てる。」
アジト内の一室。いるのはルパンと五エ門の二人のみで、次元は食事の準備のためにキッチンにいた。
「まぁそう言うなよ五エ門ちゃん!可愛い次元のお口を塞ぎたくなるのは、何も俺だけじゃないはずだろ?」
ニシシ、と笑いながら暗にお前もしたいくせにと言ってくるルパンに、五エ門はぐっと言葉を詰まらせる。
正直、その通りなのだ。
「せっ拙者はそのようなこと・・・・っ・・・・」
「嘘おっしゃい。あの濡れた唇を舐めて、熱い口内に舌を入れて、ぐちゃぐちゃにかき乱して・・・・気持ちよさそうに身悶える次元を想像するだけで、お前イケんじゃねーの?」
「ききき貴様ッ!!!!拙者を愚弄するだけでなく、想像の中とは言え、次元に卑猥な行為をするのは許さんぞ!!!//////」
「まぁまぁ、お堅いこって。」
憤慨する五エ門と、揶揄するルパン。いつもの光景ではあるが、ルパンの続く一言が火種をつけることとなる。
「んじゃさ、五エ門は本気で次元とキスしたくないわけ?」
「・・・・・したい、に決まっている。しかし次元の意思を無視するつもりはない。」
「ふ~ん・・・そんならさ、勝負しようぜ?」
「勝負・・・だと?」
「そ、次元ちゃんの唇を奪えた方の勝ち~ってこと。もちろん、無理やりじゃなくて。同意の上で、だ。」
そんならイイんだろ?と付け加え、ウインクをするルパンに五エ門は戸惑いを見せるが「度胸がねぇのは侍の心得なのかい?」という皮肉に、応えるしか道はなく。
「うむ・・・・相、承知した。」
と眼光鋭くルパンを見据えた。勝負を受けるからには、負けぬと言うかのごとく。
「ほほ、俺様に勝とうなんざ100年早いって言うのを思い知らせてやるぜ?」
勝ち誇った笑みを形取るルパンに、五エ門は答えず身を翻す。
「んあ?どこ行くんだ??」
「知れたこと。そうと決まれば、次元の元に行かねば話になるまい。」
「は?何々、直球勝負ってこと??」
「うむ。次元に、直接接吻したいことを告げる。」
その五エ門の潔さに呆れるルパンであるが、見物だな、とばかりに潮笑しながら後に続く。
勿論、あのお堅い次元がOKを出すわけがないとタカをくくって。
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「次元・・・。」
「ん?五エ門か。どうした、飯ならもう少し待ってな。」
キッチンではじゅーじゅーと良い音を奏でながら、次元がフライパンを振っていた。
食事ももう少し、というところであり、次元にしてみれば五エ門にキッチンに立たれるより大人しく座っていてもらいたいというのが言い分だろう。
「次元・・・・その・・・・忙しいところすまないのだが。」
「ん?何だ、改まって。」
五エ門の真剣な表情を見てとり、次元もただ事ではないと察知する。火を止め、五エ門に身体を向けた。
「その・・・・」
「あ?言ってみろよ。」
さすがに言い淀む五エ門に、次元は先を促す。
「接吻を・・・・させてはもらえないだろうか・・・・・・」
「・・・・・・・・。」
その瞬間、室内の温度が一気に下がり、次元の表情が消えるのを五エ門はひしりと感じとる。
「やはり・・・・まずかった・・・・か・・・・」と後悔しても遅く、だらだらと冷や汗を流しながら殴られるか蹴られるか・・・・最悪で撃たれる覚悟をする。これでルパンに負けるのは無念だが、とはいえルパンも成功しなければ引き分け。
自分はやれることはやった・・・そう言い聞かせ、歯を食いしばる。
「かまわないぜ?」
そう、目の前の男が発した言葉を理解するまでに数秒間を要し、ハッと顔を上げる五エ門。
「いいいいいい今何と?!」
聞き間違えではないかと再度確認をとると、「なんだ、しねーのか?」と小首を傾げて見つめてくる次元に、五エ門は感極まるものがあった。
「本当に・・・・かまわないんだな?!」
「ああ・・・・。」
その流れを見て、床に突っ伏して痙攣している男が一人。
当然、ルパンにしては面白くも何ともなく、むしろこのままではなるのもかと正気に戻る。
「待ったああああああああああっ・・・・!!!!!!!!!!!」
大声で叫びながらがばりと次元の後ろから抱きつく。そして自分の方を向け、「次元ちゃん!正気?!!」と揺さぶりながら涙がらに問う。
「何だ、いたのかルパン。」
にこりとほほ笑む次元。その目は、笑っていない。
「それで、一体二人して何の遊びだ?罰ゲームか?」
にこにこと笑いながら、ルパンと五エ門から距離を取る次元。初めからルパンが覗いていたことを知っており、ルパンと五エ門にからかわれたと想ったに違いない。
とどのつまりは、怒っている。
「じっ次元・・・!拙者は決して遊びなどと軽い気持ちでは・・・・!」
焦る五エ門。浮かれた気持ちも急激に冷め、自分の無罪を必死に告げる。ルパンも自分が持ちかけた賭けとはいえ、次元がここまで怒るのは予想外だった。
「いっいやね、次元ちゃん・・・・俺たちは別に、次元ちゃんで遊ぼうとか思ってたわけじゃないのよ。ねっ・・・。」
二人で言い訳をしてみるも、次元の怒りは収まらないようで。
「お前らは飯抜きだな。」
笑顔で欠食の宣言をされる。食事を待っていた身としては、空腹が痛いくらいで。目の前にした食事にありつけないとは何ともツライもの。
「次元ちゃ~~ん・・」「次元・・・・」
二人揃って、大の男が情けなくも項垂れる。次元には強く出られないのだ。もちろん、惚れた弱みというもの。
「ったく・・・、大体人の気持ちを何だと想ってんだ。」
「いや、だからさ・・・好きだからキスしたいって思うの、普通だろ?」
「このような賭け事がなくとも、次元、お主と接吻をしたいと想うのは好いてるからだ・・・。」
「へぇ、好き・・・ねぇ。」
「本当よ?!好き好き!愛してんだって次元ちゃん!」
「拙者も、次元を愛しているぞ!」
次元の怒りが少し削がれつつあることを察知し、二人で愛の告白大会が始まる。
ぎゃーぎゃーと騒がしいことこの上ないが、必死になって好きだと告げる姿を見ると怒りより呆れの方が先立つ。
「はいはい、わかったよ。飯作ってやるから、黙ってろ。」
子供二人を諭す親のような心境になってきた次元は、しっしっと追い出す仕草をする。
しかし納得のいかない二人。
「「飯よりも次元!」」
ハモル二人。
「「次元とキス/接吻がしたい!!」」
きょとん、とする次元にルパンと五エ門も引きさがらず言いよってくるものだからたまらない。
はぁ、とため息をひとつ付いて。ちゅっちゅっと二つ、リップノイズを響かせる。
「ほらよ。」
にっと笑って、食事の準備を再開させる次元に、後ろで真っ赤な顔をして頬を抑える大泥棒と侍。
自分たちがしたかった濃厚なキスとは大きく異なるが、次元からしてもらった可愛らしいキスに胸が高鳴るのを抑えられず放心状態であった。
そして、たったそれだけのことで喜んでいる二人を見て、こっそりとほくそ笑む次元は心の中で「まだまだだな。」と呟くのだった。
キス以上のことをできる日など、まだまだ到底先の話し。
Fin
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おおおお遅くなった上に・・・まっ魔性・・・じゃない・・・ですよ、ね?(((((( ;゚Д゚)))))ひええええ
すみません難しいです!もう次元たんって男前>可愛い(天然)>魔性みたいな感じで多岐にわたる性格をお持ちで、書くのが大変です!!!ああもう愛してる!!!!←
こんなので大丈夫でしょうか・・・・もっとこうどろどろしい感じのが良かったかしら\(゜ロ\)(/ロ゜)/
ルパンともんごえが、次元ちゃんの掌の上で踊らされてるような?笑
色々悩むところですが、書いてて楽しかったのでまたリベンジしたいです!!^^vv
元宮さん、いつも楽しいコメント本当にありがとうございます!!//////
そして更に素敵リクエスト本当にありがとうございました!!!(●´∀`)つ≡≡≡愛愛愛)Д`)グシャ
愛は詰め込んでいますので、お許しくださいませ!!><//////
ではでは!
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