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「・・・・何を・・・・?」
わかってる。わかってるさ。ルパンを守るためとはいえ、俺が傷つくのをお前さんが望まないことくらい。
左腕に受けた銃弾は、ルパンをかばった俺の勲章。でもルパンにとっては違う。
俺の勝手な行動を、ルパンは静かに怒っていて。きっと自分の不甲斐なさとか情けなさとか・・・そんなのに苛まれてるんだろう。
「・・・・・わかってるくせに、とぼけるわけね?」
「わかんねぇもん・・・・」
「じゃぁ言ってやるけど。今後一切、俺をかばって怪我なんかしないでくれる?」
「・・・・そんな約束は出来ねぇな・・・」
だって、きっと俺は同じ状況がくれば何度でもルパンを助けようとする自信がある。
それは本能が身体を動かすのだから、俺にだってどうすることもできない。
お前さんだって、きっと同じなくせに。
「約束しないなら、もうお前とは一緒にいない。」
「・・・・・ッ!?」
冷たく放たれた言葉に、心がびくりと反応して。跳ねるようにルパンの瞳を覗きこんでしまった。
俺にとっての、一番の恐怖をルパンはわかってるんだ。
ルパンの傍にいれないこと・・・・ルパンが俺から離れちまうことが、何よりも怖い・・。
「約束、して?」
「ルパン・・・・・ッ・・・・・」
真っ黒い瞳を見つめても、心を塞いだルパンの心理は読めなくて。
いや、きっとルパンは本気で言ってるんだ。諾と応えないと、捨てられちまう・・・。
ルパンに・・・。
「ッ・・・・・・」
気づけば頬を熱い水が流れていて、視界は揺らいでいた。
ぽろぽろと流れる涙がうっとおしくて、力いっぱい目を擦るとその腕を掴まれる。
「・・・・ッ・・・!」
「どうせ、嘘泣きデショ?」
ぐっと力強く掴まれた腕に、痛みが走って。でも、そんな痛みより、ルパンに言われた言葉が胸に刺さって。
「ちが・・・うッ・・・・」
「いっつも、そうじゃない・・・俺がお前を愛してるのわかってて。お前は俺を騙すんだもんな。」
振りほどこうとした腕は、ルパンの強い力で掴まれたまま離せなくて。
「ルパン・・・・ッ・・・・」
「だって、そうでしょ?俺のことなんて、ホントは何とも思ってないんじゃないの?楽しいオモチャとでも思ってんじゃないの?」
「・・・・ッ・・・ぅ・・・・・」
一方的に罵られて、掴まれた腕はつきつきと痛んで。悔しくて悔しくて。
涙は止まることもなく、ぼろぼろと瞳から流れ落ちて行った。
「なぁ!俺のこと好きなら・・・ッ・・・・わかってくれよ・・・・。」
そう、悲痛なルパンの言葉が耳に入った時。
力強く、ぎゅっと身体を抱きしめられていた。ルパンの熱が身体に触れて、ルパンの匂いがふわりと鼻をかすめて。
「・・・・る・・・ぱ・・・ん?」
「ごめん・・・・。」
表情は見えなくとも、ルパンがツラそうな顔をしていることはわかって。
「ごめん・・・・今の・・・嘘・・・・、」
「・・・・ん・・・・わかってる・・・」
ぎゅううっと強く強く腕を絡ませてくるルパンに、次元は胸が張り裂けそうな想いでそっと抱きしめ返した。
「お願いだから次元・・・・もうかばったりしないって、約束して?」
「・・・・・」
「オネガイ・・・・」
先程とは打って変わって、甘えるように頼み込んでくるルパンに、次元はずるいと思った。
そうされるのに弱いと言うのに、耳元で甘く囁くようにお願いされては嫌とは言えない。
「・・・でもッ・・・」
「もしオネガイ聴いてくれるんなら・・・すごく良くしてあげるけど・・・?」
「・・・ッ!!?//////」
抱きしめていた手が、するりと背を撫でおろしいやらしく腰を撫でる。
その明らかな意図を含んだ動きに、びくりと身体が跳ねる。
「良、く・・・・?//////」
「そう・・・・気持ちよーく・・・・してあげる・・・・・。」
情事を想わせる熱っぽい声を耳に吹き込むだけで、胸はどきりと高鳴った。
それでも、このまま流されてはルパンの思うままだと言うのが悔しくもあって。
「バカ野郎・・・・ッ・・・・そんな・・・こと・・・・」
ルパンを引きはがそうと、力の入らない手でルパンの肩を押しやる。
するりと身体は離れたが、押されたのは自分の方で。のけぞるように後ろに逃げても、後ろにある壁に当たってそれ以上は下がれない。
とん、と背中が壁で止まってそれ以上逃げ場のないこの状況に、心は知らず焦っていた。
「あ・・・・ッ・・・・」
「逃げられないデショ?」
「ルパン・・・いい加減に・・・・ッ!」
にこり、とほほ笑むルパンは恐ろしい程に余裕たっぷりで。
余裕のない自分が恥ずかしくて、怒ったように声を荒げる。
「なーに・・・・?」
「・・・くッ・・・・//////」
そんなことに動じないルパンは、両手に自分のそれを絡ませてゆっくりと壁に押し付ける。
ルパンの眼光に捕えられて。手は塞がれて。
どくどくと脈打つ心臓が、熱くなる顔が悔しくて俺は唇を噛み締めた。
「たぁっぷり可愛がってあげるのに・・・ね?」
「・・・・ッ・・・・//////」
「次元のイイ所に、いっぱい印つけてあげる・・・・それに、感じる部分いっぱい突いてあげるし・・・」
「る・・・・ぱ・・・・//////」
「中に、好きなだけ俺をあげるよ?」
「あっ・・・///////」
最中を思い起こさせるその言葉に、俺の身体はぞわぞわと粟立って。
絡まる指先がきゅっとルパンの手を握り締める。
握り合った手が、ひどく熱くて。そこから自分の鼓動が聞こえるのではないかと恥ずかしく感じた。
「どうして欲しい・・・?次元。」
「・・・ッ、く・・・・ルパン・・・・///////」
ぎらぎらと獰猛な光を帯びた瞳から目を逸らすこともできず、下腹部にじわりと感じる熱に嫌気がさしていた。
浅ましい程に、自分はルパンを求めているのだと、突きつけられるように身体は熱を持つ。
そんなこと知られたくなくて、隠すように足を擦り合わせてもルパンにバレないはずがなくて。
「どうしたのかな、次元ちゃん・・・?随分窮屈そうだけど・・・・。」
「っあ!////」
両手を壁に押し付けられていて、抵抗もできない状態で。
ルパンの足で力づくに膝を割られて、股間に太股を押しつけられる。
主張していた熱を、ぐっと抑え込まれればびくりと身体は大きく揺れた。
「まだ何もしてないのにこーんなにしちゃって・・・やらしいんだから・・・・。」
「ふ、ぁっ・・・ッ・やめ・・・・・・・いた・・・・ぃッ/////」
「痛いくせに・・・硬くなっちゃってるけど?痛いのが好きなのかな?」
くすくすとルパンは笑いながら、膝で俺の熱を擦りあげる。
痛みは快楽を伴って、びくびくと反応する腰がそれでも逃げることもできなくて、頭を振って快楽を逃そうとしても無駄だった。
「ん、んあッ!やぁ・・・・ッ・・・あん//////」
「イキそうなの?」
「ふっ・・・ぅ・・・・うう・・・・ッ///////」
十分な程に熱を帯びたそこは、じんわりと服に染みを作っていて。
揶揄するようにルパンに問いかけられ、ぶるぶると震える身体を身悶えさせる。
このままイカされるだなんて悔しくて、ルパンを睨みつけるとそのまま唇を塞がれる。
「ッ・・!はん・・・んッんん・・・・ぅ・・・・//////」
上も下も乱されて、握りしめた手は震えるだけで抵抗もできなくて。
「観念しな?」
「ふっぁっ!!//////」
唇を離しながら呟かれる囁きに、俺の脳は白旗を上げていた。
「・・・・・ッ・・・わか・・・・った・・・から・・・//////」
涙目で、それでも悔しそうに告げる俺にルパンは優しそうなほほ笑みを見せる。
「ん、良い子。」
悔しげに眉を寄せる次元の頭を、ルパンはよしよしと撫でる。
「・・・・ッ・・・子供扱い、すんな・・・!//////」
「ん、そーね。次元ちゃんは・・・・大人、だからね?」
恥ずかしがる次元の耳元で、揶揄するように息を吹き込むとヒクりと肩が揺れて。
熱を持ち始めた俺の身体には、ルパンの声も匂いも全てが脳を酔わせるには十分な薬だった。
「く・・・っ・・・・ルパン・・・・!///」
「ほーんと・・・可愛いんだから・・・・?」
くすくすと笑いながら、脇腹をするりと撫でて、首筋に舌を這わせる。
性感帯を知りつくされている身体は、ルパンが触れるごとにびくびくと跳ねさせるしかなくて。
過敏に反応する身体が恥ずかしくて、唇を噛み締めても吐息は漏れて抑えも効かない。
「んっ、ンんッ・・・ふ、う・・・・ッ//////」
「そーいう、堪えるのがたまんないんだよねェ~~。わざとかな?」
「ち、がっ・・・・//////」
今日のルパンは、やっぱり意地悪で。
俺が言われたくないことを、的確についてくる。
「ホラ・・・こうやって、男を誘うンデショ?やらしい身体してるから・・・・簡単だよね?」
「るぱ・・・・ぁ、あっ・・・しな・・・いっ・・・そんな、こと・・・っシてないッ///////」
「どうかなぁ・・・?もう誰にも見せられないように、ココに俺の印でも入れられたら良いのにねぇ?」
俺の前をくつろげて、熱を擦りあげられる。
弱い部分を握られて、恐ろしいことをさらりと告げるルパン。
にっこりとした笑みは、奥底が見えなくて、ビクリと腰が浮く。
「ッ!ぅ、あ・・・っあッ・・・・ひ・・・ぅ・・・や、だ・・・・嫌だ・・・ッ//////」
「どーしてヤとか言っちゃうのー?俺のモノなら、俺が好きにして良いデショ?」
「ヒッ?!ぁ、いたっ・・・ぁ、ああッ!!ひャゃぁああッ!!//////」
ぐっ、と力強く握られて、先端を引っ掻かれる。
恐怖と欲望で満ちた身体はひどく敏感になっていて、悲鳴のような声をあげて白濁を飛ばす。
「あーぁ、イッちゃった?痛くてイッちゃうなんて、マゾなんじゃない次元ちゃん?」
「ぁ、ぁッ・・・あぅ・・・うっ//////」
びくびくと身体が小さく痙攣して、脱力する身体。はくはくと、唇は懸命に空気を求める。
イッた後の身体をぐったりと壁にもたれかけて、虚ろな瞳でルパンを見る。
ルパンの衣服は少しも乱れていなくて、自分との差に恥ずかしさが募るばかり。
「ふ・・・・ぁ、るぱ・・・もっ、もうッ・・・・/////」
「んー。そうね、次元ちゃん怪我してっから無茶は出来ないもんねぇ?」
こくり、と頷こうとして、ルパンの鋭い眼光に射抜かれる。
「次元が勝手に、した、怪我・・・・ね?」
「ッ!!」
ぞくんと背筋が冷たくなって、やっぱりルパンは怒ってるのだとわかって。
ルパンが怒っているのが悲しくて、辛くて、またぐすぐすと涙が頬を伝う。
「・・・・も、わかったって・・・・言ってる・・・・のにッ・・・・ひくっ・・・・」
「・・・・・・」
「も・・・しないから・・・ッ・・・・ルパンの邪魔・・・しない・・っひぅ・・っ」
「ばか・・・邪魔とかそんなんで怒ってんじゃないの・・・お前が自分の身体大切にしないから・・・」
優しくなったり怒ったり、ルパンの気持ちがわからなくて戸惑ってばかりで。
でもそれは、ルパン自身も、自分の感情がわからずどうしようもなかったことで。
「ルパン・・・・ッ・・・・俺を捨てないで・・・・・?」
「だから!・・・・・~~~もう、悪かったよ・・・俺も、自分の気持ちがどうしていいかわかんなくてよ。」
泣きじゃくる俺の身体を抱きしめて、ぽんぽんとあやすように背中を叩く。
自分をかばって怪我をして、どうしようもないくらいに心が黒く染まって、ルパン自身どうにもできなかったのだろう。
「はぁ・・・・・わり、次元・・・・大丈夫か?ほんと・・・。」
「・・ひ、く・・・ぅ・・・・ううっ・・・・ルパン・・・・・・ッ・・・・」
ぎゅうぎゅうとルパンを抱きしめてみても、足りない程に不安でいっぱいだった。
ルパンのことがわからなくて、でも嫌って欲しくなくて、でも自分はルパンを守りたくて。
「泣かないで、次元ちゃん・・・・ほんとごめん。どうしたら泣きやんでくれる?」
「ひくッ・・・ふ・・・ぅ・・・ッ・・・・なら・・・優しく・・・抱いて・・・・?」
「ん・・・ッ・・・・////」
ルパンがキスをしながら、ゆっくりと俺のナカに指を入れてくる。
先ほどまでの意地悪さはなくて、ちゃんとほぐすように拡げられて、気恥かしさで腰が揺れた。
「ルパン・・・・ッんんっ・・・////」
「ん、ちゃんと優しく・・・してやるからね?」
自分の両膝はがくがくと震えて、自身では身体が支えられなくて。
ルパンに縋りつくように両腕も回して、上がりそうになる声は何とか耐えた。
「ふ、ふぅ・・・・ッ・・・・ううん・・・/////」
「次元ちゃんのナカ、すごく熱いね。俺の指締め付けちゃって・・・そんなに美味しいのかな?」
「・・・・ッ・・・・ばかっ・・・・////」
俺の耳もとで、低く囁くルパンの言葉で顔が焼けるように熱くて。
ぐちゅぐちゅといやらしく鳴らす音も、きっとルパンがわざとしてることだろう。
「ん、んッ・・・//////」
「ね、もう挿れたい・・・」
ルパンの声に誘われるまま、俺はくるりと反転させられて四つん這いになる。
その格好は、ルパンの顔をも見えないし、獣の交わりそのもので。いつも嫌だと言ってるのに、ルパンはこの体位を好む。
「ルパ・・・・嫌だ・・・・っ・・・/////」
拗ねたように後ろを振り返ると、舌舐めずりして俺を見降ろすルパンの鋭い眼光とかち合って。
ぞくぞくと全身が泡立つのを感じて、それでも何とか言い募ろうとするが敵わない。
「だーめ・・・ちゃんと天国見せてやるから。次元ちゃんは俺を感じてなさい?」
「けっけど・・・ッ・・・・」
「ほら、挿れるぜ?」
「ひぁッ!!!/////」
ルパンが突然熱を突き挿れてきて、引きつる皮膚とナカを犯す熱に背中が反り返る。
衝撃で、巣食っていた熱がびくびくと白濁を散らして、ルパンの動きとともに零れ堕ちる。
「や~らしいなぁ・・・・・次元。挿れただけでイッちゃったの?」
「っち、ちが・・・・ッ////あ、ああっ・・・!/////」
「またまた・・・お前の尻尾、気持ち良さそうに揺れてるぜ?」
にやりと笑ったルパンに容赦なく揺さぶられて、歓喜に揺れる尻尾は俺の気など知らず正直に揺れ動いていた。
優しくする、と言ったその口で、俺のことをなじるのだから本当にたまらない。
「うっ・・・うそつきぃっ・・あっあんっんッ!!!/////」
「なーに言ってんの。こうやって、言葉で攻められるのも好きなくせに?」
まるで、俺が望んでいるのだと言わんばかりの台詞に言い返せるだけの余裕もなくて俺は何とか崩れ落ちないように両四肢で身体を支えていた。
ガンガンと奥を突かれるたびに、奥底から強すぎる程の甘い刺激が湧きあがる。
「ほーんとはしたない犬なんだから・・・こうやって、他の男とも交尾すんのかな?」
「あっ!!ああっ!!!そんな、激しく・・・ッしたら・・・・こわれる・・・ぅっ/////」
更に激しく突き上げられて、俺は悲鳴を上げることしかできない。
こんなこと、ルパンと以外するはずもないのに。
「ほら・・・雄の犬ってさ・・・こうやっておしっこすんデショ?電柱とかにマーキングして。」
「えっ?!/////」
言いながら、ルパンに片足を持ちあげられて、肩にひっかけられた。
大きく脚を開く格好が恥ずかしくて、しかも支えが減って身体が倒れそうになるのを必死で堪える。
角度が変わって前立腺を押しつぶすように貫かれて、もう正気じゃいられなかった。
「ひやぁああああっ・・・!!あっ!!ああんっ!!あッダメェッ!!でちゃぁ・・・/////」
「良いぜ、イケよ・・・・・ッ・・・」
「あんっ!あっ!!ああっ!!!!ャああっッ・・・・んっ!!!//////」
はしたない格好のまま、脳がスパークして突きあげとともに射精して。
「まーだ、俺は終わっちゃいないから。付き合ってくれよな?」
「ひっ?!/////」
射精した後の敏感な粘膜をルパンに好きにこすり上げられて、もう声が抑えられるはずもなくて。
「ッああ・・・はぁっん・・・ッんんん!」
「い~~っぱい、可愛がってやるからな?俺の次元ちゃん?」
もうやめろ、と言いたいのに、ルパンの甘い声が嬉しくて。
結局、ルパンの好きにされるしかなかった。
Fin.
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はしたない奥さんって良いと思うん!!(イイ笑顔)
読んでくださってありございましたーー^^///////