やはりどうしても3匹の獣に加えて、ファーコン設定も書いておきたくて・・・!!
私の中で、この4つが分類なんですよねぇなんだか(〃゚∇゚〃)
こっちも短いですけど、投票の1つに加えてやってください!!
あっその前に・・・すでに投票たくさんありがとうございますっ><////今からでも続き書くのが楽しみです!!もうファーコン勝つの難しいかもですけど、もし愛があればこっちにもぽちりとお願いいたしますvv笑
拍手お返事は、また後ほど必ずや!!嬉しいですありがとうございますっ^^/////
あとあと、以前言っていたように3/12(明日)にまた絵茶したいなって思っております。
私も仕事の後なので、20時くらいから~翌2時頃までを予定しております。
もし少しでも参加してやってもいいけどっ////という優しい方は、よろしくお願いいたしますー!
※追記※
すすすっすみません・・・っ;;地震のこと知らずっ><;;皆様のご無事を祈っています・・・。
[6回]
=甘いお菓子じゃなくても良いから=
「次元、あやつを何とかしろ。」
きりっとした表情で、真面目な顔を俺に向ける五エ門。
コイツの指差してる物は、見なくてもわかってる・・・天下の大泥棒ルパン三世。
の、いじけた姿だ。
実は、先日のバレンタイン。ルパンに何も言わずに、俺は知人と会っていた。
いや、別にかまわねぇだろ?お互い大人の男同士。別にわざわざプライベートまで言い交わす必要性なんてねぇはずだ。なのに、なのに、だ。
アイツは帰って来た俺に対し、大層憤慨しており。
それはもう激しく罵ってきた。言ってきた言葉は「ひどい!」「浮気者!」「節操無し!」とかだった・・・・はず。(途中からうるさすぎて耳を塞いだ)
まぁ、とにかくその場を収めようと俺は「悪かった」と言ってやったんだ。悪いだなんて微塵も思っちゃいないが、アイツを止めるには自分が折れるしかなかった。
そしたら、やっと落ち着いたかと思ったら「それなら、ホワイトデーは絶対一緒にいて」だなんて言ってきやがった。
ま、別によ・・・その時は全然予定もなかったし。別に一緒に居るくらい、かまわないって思ったんだ。だから、二つ返事で「良いぜ」って言っといた。俺にとっては、かなーり軽い約束だった。
ああ、軽かったんだよ俺の中では・・・・。
そのせいもあって、俺は日を追うごとにすっかりその約束も忘れてた。
まさに、先日。すっかりそんなもの抜け落ちた頭で、また友人と会う約束をした。遠方から、はるばる会いに来てくれるらしい。俺自身、久しぶりに会う相手との約束だ。3/14と相手が指定してきて、これまた二つ返事で「良いぜ」って返した。
・・・・・ああ・・・・・・3/14がホワイトデーだなんて誰が決めた?
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つまりこういう成り行きがあって、今に至る。
俺が悪いのか?俺が悪いのだろうか・・・・まぁ、約束を違(たが)えた時点で、俺に非があるのは確かかもしれねぇが。如何せん、くだらなさすぎないか?
考え込んでいる間に、五エ門の視線が痛い。分かってるよ・・・仕事で呼び出されたはずのお前さんが、こうして待ちぼうけをくらってるもの、ルパンのいじけが原因だ。ああ、ひいては俺が原因ってか?ひでぇもんだぜ。
「とにかく、拙者はルパンがやる気を出すまでまた修行に出る。復活したら、連絡してくれ。」
「・・・・ああ、悪ぃな。五エ門。」
「かまわん。」
そう言って颯爽と五エ門が去った後。俺はまた独りルパンを見つめる。いじいじいじいじと、部屋の隅っこで落ち込んでる姿だなんて、仕事中のギラギラした男と同一人物とは到底思えない。一体、コイツは何なんだ?
「はぁ・・・・ルパン。俺が悪かったよ。」
とうとう、仕方なくも俺はルパンに謝る。そしたら、ちろりと視線をこっちに向けたかと思えばまた下を向いていじいじとしだしやがった。おい、無視かよ。
「ルパン!聞いてんのか!!」
「・・・・うるさい。」
「ああっ?!(怒)」
「次元なんて、知らねぇ・・・・・」
「てめぇ・・・・(呆)」
こいつはぁああぁぁっ・・・・!!!
どこのガキだよ!と言いたくなるほど、本気で落ち込んでるルパンに怒りがわくが、ここはひとつ自分が大人にならなければと深呼吸して落ち着ける。
「だから、俺が悪かったって言ってんだろーが。」
「わかってない・・・何もわかってないんだもん・・・・」
「だもん、じゃねぇ・・・・・」
「俺は、こんなに次元が好きなのに。」
「あ?」
「次元は、俺のことなんてどうでも良いんだろ?」
「んだそりゃ・・・・」
「俺ばっかり愛しちゃって。振り回されて。」
「振り回されてんのは俺じゃねぇのか・・・・」
「全然、俺、愛されてない・・・・っ」
最後にはぐすぐすと泣き始めるルパン。どうにも、自分が悪者にしか見えず、いたたまれなくなってくるじゃねぇか。
「大体・・・好きってなんだよ・・・・・」
「次元は俺のこと好きじゃないの?!」
わあああああーーーーっん・・・・とそれこそ激しく泣き始める奴に、俺はとうとう慌て出す。
おいおい、これどうすりゃいいんだよ一体・・・!誰かコイツを泣きやませろ!!つか俺?俺の役目なのか?!
困惑してきた頭で、つい。
「~~~っ好きだからよ!だから泣くの辞めろバカっ・・・・!」
「嘘だあああっ~~~~~~~~~~」
「勝手に嘘にすんじゃねぇよ!」
「それなら、愛してる?本当に?俺のこと世界で一番愛してる?!」
「ああ、もう!世界で一番愛してるよ!!」
そう、勢いで言った瞬間。
ーにやり。
「あ?」
壮絶な笑みをたたえて、ゆらりと立ち上がるルパン。その目に、涙の痕なんてひとつもない。
手には・・・・おい、なんだそりゃ・・・・。
ピッ
『世界で一番愛してるよ!』(次元ボイス)
「なっなっなっ~~~~!?//////」
「やったね~次元ちゃんの盛大な愛の告白ゲットー☆」
さも嬉しそうに、ルパンはその機械にスリスリ頬ずりしてやがる。俺の言葉を録音してやがったことに、今気づく。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
もちろん俺は、それを取り返すべくルパンを追いかけ回すがさすがの大泥棒。さっきまでの姿はどこへやら、華麗に逃げ回られて俺には触れることすら敵わねぇ・・・・。
最終的に、友人との約束を断り、自分とホワイトデーを過ごせば返してやると言ってきた。
俺が、結局ホワイトデーを誰と過ごしたか・・・・言わずともわかってくれよな・・・・(疲)
Fin.
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ちょっと他のと比べると長めにしました。フライングじゃなく、遅くなっちゃったので!(`・д・´)
愛はつめこんでますーーっvvファーコン設定に見えなかったらすみませんっ><;;
読んでくださってありがとうございましたっ(〃゚∇゚〃) vvvv
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