寒い夜。
ため息も白く揺らめいて、知らず耳や尻尾の毛も逆立つ。
野生の狼として外界で暮らすのには慣れていた。もちろん、真冬の山奥など今と比べものにならないくらいに寒い。
だけど……今は、もっともっと寒く感じるのは、どうして?
1人で待つアジトは静かで暗くて、そして寂しい。
寂しいなどという感情、知らなかったのに。
誰かが恋しくてたまらないなど、有り得ないことだったのに。
「お前が、俺を変えたんだ……ルパン……」
責任、取れよな?
1人満月を見上げて呟く声は、白とともに消えていく。
ルパンには、届かずに。
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旅先で、寒さで死にそうになる中、狼次元ちゃんが頭をかすめて………っ////
アジトに内に1人残されて、寂しくてたまらない狼さん!!
ですが、ルパン様の前ではツンツンしちゃうので、恋い焦がれてるのはいない間だけ……ルパン様になんて甘えてなんかやらないんだからな////と意地はっちゃいます(=^▽^=)甘え方がわからないんです不器用さんなので……っvv
時間がないのでまたあとで書けたら続きかきたいですvv
あと短文の良いところは、題名がいらないところです。きりっ←題名考えるの苦手
[5回]
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