わーーーい素敵いただきものですっ!!やっと飾れますうううっ^^/////
ちゃんと自分も差し上げてから!と決めていたので・・・・ああもう素敵過ぎます悶えますっ(´;д;`)ブワッ
えと、九十九様からの相互記念で「ツンデレ次元で喧嘩ル次」でした・・・・っ!どんだけツンデレ好きなのかと言う!!!(ノ´д`ノ。・ゎーぃ・。\´д`\) しかも、わたくし実は喧嘩大好きですっ^^//////結局ラブラブな二人がとってもとっても好きなのですっ・・・・!!!ぐっ
素敵小説は↓から!
[3回]
ときにはまあ、こんなこと。
「じゃあ、行ってくるな」
いつもの如く、その声を静かに震わせてルパンはアジトのドアノブを撚る。
ここ数日降り続いた雪も止んだ。幸い雪はこの地方の気温が高かったお陰で、数センチしか積もらずに済んだ。久しぶりにルパンはSSKの鍵を尻のポケットに突っ込むと、女の一つでも漁ろうと策略していたのだ。
勿論それにはの理由がきちんとあった。自分の財力や魅力に擦り寄って来る存在の女よりも、誰にも靡かない、その崇高な存在―次元大介を嫉妬させる為。
普段はクールな二枚目の専売特許で売っている次元も、奇しくもルパンの前では少し大人げない仕草を見せる時がある。そのギャップが目の中に入れても痛く感じない程たまらなく可愛くて、思わずルパンも大人げないとは思いつつそういう行動にでてしまうのであった。
しかし、今回の次元は違った。
普段ならばどこかいらついた表情で止めにはいるのに、今日の次元はソファーで寝転んだまま体をぴくりとも動かそうとはしない。
わざとらしく
「次元ちゃんもーおねんねしてんのかなぁ」
とか
「今日抱く女の子はきっと可愛い子なんだろうなーぐふふ」
と声を上げても、逆に背を向けてしまって何も語ろうとはしない。
とうとうそんな行動に痺れをきらしたルパンは、次元の側まで駆け寄るとぐっとその隠れた瞳を睨みつけた。
「起きてんだろう?次元」
「―ああ、なんだ。女ん所には行かなかったのか」
わざとらしい伸びをした次元は、テーブルの上に無造作に置かれたペルメルに指を伸ばす。
「とっとと行けよ。―折角の雪も止んだんだしよ」
「なんでぇ。今日は何時ものように止めないのか?」
ダイニングから引っ張ってきた椅子に腰をかけながら、すこしむすっとした表情でルパンは次元のボルサリーノに手をかけようとする。
しかしそれをひらりと交わした次元は、またその身をソファーに沈めた。
「俺がどうしてお前の行動を止める必要がある?」
「え、なんで?いつも止めるじゃねぇか。『また騙されにいくのかバカっ』とか何だとか言って」
今日もそんな次元の行動を想像していたから、意外なその行動に少し肩を落としたのは事実で―。
すると次元は吸殻をパンパンに張った灰皿に半ば強引に押しこむと、はぁ…と大きな溜息をひとつ付いた。
「…いちいちお前の一挙手一投足に足を突っ込んでいるほど俺は暇人じゃねぇ。第一、そうやって怒るのにも体力を消費する。それほど無駄なもんに時間を割かれる位ならまだ寝てたほうが幾分かましだ」
確かに次元の言い分も理解が出来る気がする。ルパンの行動にいちいち突っ込みを入れているとキリがない事くらい、ルパン自身が誰よりもよく理解していた筈であった。しかし、それをごくごく当たり前のような空気でさらりと次元の口から発せられるとは…。
込み上げてくる憤りを抑えつつ、ルパンはぐっと歯の奥を噛みしめる。そしてどこか優位にたったような物言いで、次元にけしかけた。
「…もう少し素直になったら?俺のこと誰よりも愛してるっていうのに」
「―はぁ?」
「俺が他の女のところに行こうとすれば不機嫌になる、だってそうでしょう」
ボルサリーノの奥が少し不穏な空気を纏ったかのを確認して、ルパンは畳み掛けるように話を続ける。
「次元ちゃんは俺が居ないとすぐふらふら他の男にしっぽふっちゃうっていう所がねぇ。五右ェ門もとっつぁんも次元ちゃんの事狙ってるのを知ってなのか逆手にとってよくやるよねぇ、本当そういう事」
「ふざけんのも大概にしろよ…あんな奴らにケツ振りなんか俺はこれっぽっちもしていねぇ!」
「ほら、そうやってムキになるところが図星の証なんでしょうが」
次元はルパンを椅子から引きずり降ろすと、馬乗りになって襟首をぐっと掴んだ。
「まあったく、名うての殺し屋さんが無類の男好きなんてどっかのチンケな小説みたいな話だよなぁ」
馬乗りになって主導をとっているのは確かに次元の筈なのに、ルパンはそれを余裕の表情で否している。そう、それがルパンの手練手管の一つであることを、まだ次元は気がついていないのだ。
「ふざけんな…言わせておけば」
「…何?次元ちゃん」
馬乗りになった次元を抱き抱えるような形をルパンは取ると、ふっと次元のかぶっていたボルサリーノを手にとり外す。
「もう俺の言動に怒らないんじゃなかったの?」
そして手にとったボルサリーノをルパンはかぶると、満面の笑みで次元に笑いかける。
「お前はさ、いっつもこの帽子で自分の殻に閉じこもろうとするよね」
「…五月蝿ぇ。これが無いと落ち着かねぇんだよ」
ルパンの指先が次元の目尻と頬に触れる。少しその行動にたじろいだ次元も、やがてゆっくりと心地良さそうに目を閉じた。
「本当お前って嘘つき。こんなにいじらしい表情もできるのに気取っちゃって」
「…気取ってるのは、他の人間の前だけだ」
そう呟いた次元の頬が、うっすらと朱に染まる。
それを確認したルパンは、にこりと笑って次元の髪に指を滑らせた。
「―ああ、そう」
「慣れない事はするもんじゃねぇな」
「ああ、そうだねぇ」
次元がルパンの肩越しに腕を伸ばすと、ルパンもまた次元の腰に腕を伸ばす。そしてしばし見つめ合った後、誰からともなくくちづけを落とした。
遠くなる記憶越しに、ルパンは先ほどとは裏腹の幸せをかみしめていた。
―そのボルサリーノを脱がせられるのは、自分だけなのだと。
<終>
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ひゃああああっ・・・・!!!ごろごろごろっ(//∇//)身悶え!
すんごく萌えますっ・・・・うわああああんもうこの雰囲気!男らしくも繊細でかっこいいですうううっ・゜゜・(/□\*)・゜゜・ルパン様の想いとか次元さんの想いとか、もうそれぞれ考えるだけで私の脳内はパラダイスですっ・・・!!!!(〃゚∇゚〃) ル次!ル次!すんごくすんごくきゅんきゅんきますっ!!!///////
本当に素敵な萌えをありがとうございました!!!九十九様っ・・・・!!!!
相互リンクと言うだけでももったいない限りでありますのに、こんな宝物をいただけて私幸せですっ^^/////
これからも仲良くしてやってくださいませ!vvv
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