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結局次元の願いを聞き入れ、一緒の布団で寝ることになった。
向かい合う形で、ルパンの胸元に額を擦りつけ、服をそっと握る次元が可愛くてたまらずルパンは頭の中で悶絶する。
「(~~~~~~~~~~~っ・・・・・・・何これ!もう本当何これっ!!!////////)」
ふわりと頬をくすぐる狼の耳は、時折ぴくりと動き、肩は静かな寝息を伝えるようにゆっくりと上下する。
腰を抱くように置いた手は、愛しいぬくもりを伝えるには十分で。
この触れた手で、次元をもっと熱くさせてやりたいと募る欲望は、ただこの愛しい愛しい気持ちを持って押し殺す。
「(なぁ、お前にとって俺は・・・・?)」
ルパン自身にすれば、触れれば痺れる程の想いが突き上げるのに。
次元は?
隣で一緒に寝ても、何とも思わないような関係?
「(お前を犯してしまいたい性欲に満ちた、危ない男かもしれないよ・・・・次元ちゃん?)」
こんなに安心して、こんなにも無防備に。
自分を欲して止まない男の腕で眠る無邪気な獣。
「襲われたって、知らないからな・・・・・。」
そっと小さく呟いて。
今は理性で抑え込んでいるこの自分を巣食う熱が、次元を襲いかからないものかと他人ごとのように思う。
「好きだから・・・・・・」
腰に回した腕を自分へと引きよせ、頭を抱え込むように抱きしめる。
今はまだ、このまま。
「おやすみ、次元・・・・。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「るぱん・・・?ねむ、れない・・・のか?」
「へ?!」
眠ろうと目をつむったところで、次元の声。
目を再び開けると、眠そうな次元が一生懸命ルパンに焦点を合わせようとしていた。
「じっ次元・・・・起きちゃっ・・・・た?;;」
つい呟いてしまっていたことや、身体を引き寄せてしまったことを後悔する。
「ん・・・・・ごめんな、るぱんの・・・匂いとか・・あったかいのとか・・・・きもちよく・・・・って・・・・・先、ねちゃって・・・・・」
ねむねむと目をこすりながら、何とか目を覚まそうとしている次元に慌てて「寝ていいから、ごめんな」と告げる。
舌ったらずな口調で嬉しいことまで言われ、これ以上煽ってもらっては困ると言うのもあって。
「で、も・・・るぱ・・・・ねれな・・・いんでしょ・・・・?」
「ぜーんぜん!!寝れる寝れる!!」
「おれ・・・じゃま?」
「邪魔じゃないって!次元ちゃんと一緒に寝れて俺ってばちょー幸せよ?!」
「・・・・・ほんと?//////」
ふわりとほほ笑む表情は、眠気も混じって子供のように柔らかく、どきりと心臓が高鳴る。
鋭い眼光も、きりりと整った眉も、今では雲に隠れていて。
「可愛い・・・・・//////」
ふと口に出た言葉に、目の前の獣はぶわりと頬を赤に染める。
「っ!?///////」
「あ、真っ赤。」
「だ、だって・・・・何で・・・・ッ・・・・/////」
「何でって?だって、可愛いんだもん・・・・」
「かっ可愛くない・・・・っ・・・・・」
「可愛いよ?すっごく、可愛い・・・・」
つい、本音を伝えると。あわわとうろたえる次元は、もうすっかり目も覚めてしまったみたいだった。
「俺・・・・可愛くない・・・・だって・・・・」
「だって?」
「だって・・・ルパン・・・・」
「・・・・・・なーに?」
「・・・・・ッ~~~~~」
言おうとしておいて、次元は恥ずかしそうに口を閉ざす。
素直に聞き入れてやる気にもならず、いじわるをしてみようかとルパンの心は揺れ動く。
「ね、教えて?」
するり、と腰にまわした手を下方にずらせば小さなお尻に手が触れて。それだけで、びくりと反応する身体を楽しむかのようにやんわりと揉みしだく。
「や、や・・・・・っるぱん?!//////」
「教えてくれないと、いじわるしちゃうよ?」
くすりと笑って、抵抗しようとする次元を深く胸に抱きこんだ。そのまま両手で意図的な動きを繰り返せば、慌てたように次元も口を開き「言う、からっ・・・やめてッ//////」と降参の言葉をつむぐ。
「さ、教えて?なんで、可愛くないなんて思うの?俺のせいなの?」
「・・・・だって・・・・だって・・・・、」
「うん・・・?」
「だって!ルパンなにもしてくれないんだもん!!」
「は?!」
意を決したように告げられた言葉は、瞬時に理解ができないようなもので。
「ど、どういうこと?!」
「~~~~っ・・・・だって・・・・ルパン、カワイ子ちゃんが好きなんだろ?」
「え、や・・・そうね・・・・カワイ子ちゃんは好きよ?」
「俺が可愛くないから・・・ルパン、何もしてくれない・・・っ!!!」
えええ・・・・・開いた口が塞がらないとはこのことで。
次元は今にも泣きそうな程瞳を潤ませていて。
「な、な・・・何もって・・・・その・・・・っ」
「・・・・・っ・・・・きす・・・とか・・・・その・・・・えっちなこと・・・・とかっ・・・・・//////」
「(何を言うのこの子っ!!!!)」
全てを抑え込んで我慢しまくってる内容を、真っ赤な顔で目をそらしながら言う狼さんに、驚愕を通り越してのたうちまわりたい程の衝撃を受ける。
「~~~~っ・・・・・・・;;;」
「・・・・・るぱん?;;」
ルパンが顔をひきつらせて制止していたことに気付いた次元は、心配したように声をかけてくる。
「あーーーーーーーーーーもぉ!!」
叫ぶとともに塞ぐ唇は、温かくて心地よくて。深く深くまで侵すように次元の口内を荒らす。
絡める舌は唾液を含み、ぴちゃりと音を立てて合わさる。
「んっ?!んっ・・・んん~~~/////////」
呼吸も声も奪うようなキスに次元は目を白黒させながら呻るが、その隙に身体をベッドに縫いつけ唇もより強く押し付けた。
飲み込み切れない唾液が次元の口角を伝い、瞳は情欲に濡れうっとりと蕩ける程の長い口付け。
「ふっ・・・ぅ・・・・・ッん・・・・・・////////」
「は、次元・・・・?」
「んぁ・・・ッ・・・・・・//////るぱ・・・・ん・・・・」
「気持ちヨカッタ?」
つなぎ合った両手をきゅうと握りしめ、小さく頷く次元にちゅっと再び唇を合わせる。
「もう、我慢・・・・しないから。」
「え・・・・?」
きょとんと眼を丸くする次元をそのままに、そっと離した手をシャツのボタンにかけゆっくりと外していく。
「ルパン・・・・あのっ・・・」
「イイから、じっとしてて?」
「でっでも、その・・・恥ずかし・・い・・」
「うん、でも今日は・・・・逃がさない。」
ぷちり、と最期のボタンを外して次元の目を強く見据える。
ぴくりと揺れる耳は、期待か恐怖かわからないけど。
「お前がバカなこと考えないように、俺の愛、この身体に教え込んでやらないとな?」
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ふわーァ!・゜゜・(/□\*)・゜゜・
最期まで書きたかったのですがここまででっ!!!!今日も仕事な上に会議なのですみません大人しく寝ときます・・・・・!!!笑
中途半端ですが読んでくださってありがとうございましたーーっ!